田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

汗・・・

汗・・・

ずっと気になることがあります。
それは、ノックを上げている僕の方が選手よりも汗を流していることです。
某実業団の監督もノックを上げている自分が汗を流している。「太り過ぎかな?」と同じことを言っていました。

なかなか痩せないんですよね。

教えてもらった練習の一つで、2全面(選手)対1半面(僕)のアタック練習をするのですが、余裕で返している風で、涼しい顔を見せつつ、スマッシュ・ドライブ・ドロップ&プッシュ・ヘアピンをつなげてリターンしようと思うのですが、汗が止まらない。

より試合に近い状況にしたいので、長いラリーに持っていこうと思うのですが、チャンスを上げて、やられて悔しい思いばかり。的になる毎日。
時々、お返しに決めるので、まあいいのですが・・・

イメージ通りのリターン(スピード・コース)で、選手がしっかり決めたときには、悔しいですが満足します。が、決まらないときには「おい、決めろや」って思います。
まあ口にしますが・・・てへっ(笑)

後半は特別ルールで、5本決めたら交代、ミスしたら減ります。みんな練習が大好きなので、なかなかやめてくれません。決まるように優しく上げているのに・・・
本当、早く休憩させてあげようと、天使のようですよ(笑)

今見ている子たちのほとんどが、正直、意識が遅いです。ひじが下がります。決まっていないのに、決まったと思っています。
上半身と下半身のトレーニングが足りていません。
「全部やんけー」と突っ込んでもいいくらいです。

講習会で「気持ち」と言っていましたが、「勝ちたい」「悔しい」「やらなければ勝てない」「ミスしない」など、言葉ではなく、身体の中から気持ち(伝わるもの(オーラ))が出てこないと、プレッシャーを意識したすべてのスピードは上がりません。

チームって不思議なもので、みんなが勝ちたいと(オーラ)を出すと、良い練習になります。
一人一人がわがままに心をストップすると、悪い練習になります。

勝つ>選手
勝つ<選手

もっと言えば、
僕>選手
僕<選手

ここがポイント・・・・

僕がやってほしいことを選手がすべてしてくれること、そして選手がそれ以上の要求を僕にすること。

そんな楽しいクラブになったら、地面に流した汗は無駄ではないと思います(体育館でどんどん拭かれて消えますが・・・オレなんて…オレなんて・・・)

まあ迷ったり、落ち込んだり、分からない、出来ないと口にしたり、弱さを見せられることは成長している証拠です。そして向上しようとしています。
それを大切に持ちつつ、「ここがポイント・・・」になっていけばいいと思います。

田中 信雄