田中バドミントンクラブ広島

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勝ちたい気持ちも伝え方・・・

勝ちたい気持ちも伝え方・・・

僕は女心も男心も分かりません(笑)
簡単に言うと人の気持ちはわかりません。
全て予想です。
だけどこれはみんな同じだと思います。
人の気持ちなんて、言葉にしたり、行動したり、態度や姿勢があってこそ分かるものだと思います。
それなしにして「お前の気持ち・・・、君の気持ち・・・」が分かるという人は、うさん臭いだけです。
そもそも人の気持ちを分かるのではなく、ただ誘導しているだけなんです。
自分の経験、予想をただ当てはめているだけなんです。

メンタルトレーニング指導をしている僕が言うのもなんですが、僕だから言えることもあります。
そもそも心理学は、51対49の場合、51の方が正しいとさせています。
100対0でも70対30でも、60対40でも、心理学という分野では、半数を超えると、それが答えになってしまいます。

こんな時の女心、男心、人の心など100/100なんてありえません。
しかしそれを読んだ人は、女心、男心、人の心はこうなんだと思いがちになります。ここに落とし穴があります。

選手一人ひとりみんな違うのが人の心です。

指導者は自分の指導に自信を持っている人が多いので、それを選手に押し付けます。その方が指導しやすいし、実際その方が結果が出ると思います。その反面、結果を出せるチーム(選手は一部)は作れても、優秀な指導者は育ちません。
その方が指導者にとっては都合がいいのです。

僕の考えは、師を超える選手を育てることが本当の指導だと思います。
将棋の世界で、教え子が師と並び、師を超えようとしています。
この教え子も素晴らしいですが、師匠はもっと素晴らしい人です。
支障を超える教え子を育てる人は、師匠として本当に素晴らしい人です。これがスポーツ界でももっと広がってくれば、どのスポーツでも世界で戦えるようになると思います。

勝ちたい気持ちは指導者も選手も誰もが持っています。
良い選手はたくさんいます。それと同時にいい指導者ももっともっと増えるべきだと思います。
それが日本が世界で戦うための秘策だと思います。

スポーツ大好きな田中信雄より