男子は男子のバドミントンをする。
女子は女子のバドミントンをする。
どのスポーツでも同じですが。
女子は男子のバドミントンをしてしまうと、
女の子の体の持ち味は発揮できません。
その代わり、男子のプレーを女子にさせることは賛成です。
打ち方、身体の使い方は、女子特有の使い方をさせる方が、力が発揮できることは当たり前です。
その上で、男子に負けないショットがあれば、強くなります。
小・中・高・一般でも違いますし、男女でも、教え方は変える必要があります。そして、身体はみんな違うので、微妙に変える必要があります。
上手くなれば、その教え方があっていて、上手くならなければ、違っている。指導者も勉強が大切です。
指導は本当に難しい。
これを頭において、天狗にならずに指導すると、そのうち勝てる選手になります。
その子を上手くするか、チームの誰かを強くするか、チーム全体を強くするか、小学校は6年間、中学生は3年間、高校は3年間、一般はずっと。
僕は僕の元を離れても、バドミントンをしてくれる、上手くなれる子を育てたいんです。初めのベースがしっかりしていれば、必ずどこかで芽が出ます。
だから今は、教えている子が僕から離れても、成長できるように指導しています。僕の所で結果を出してくれることが一番うれしいですが、それにこだわる必要はありません。
どこかでちゃんと結果が出るように、今を指導していれば、きっとそれでいいんです。
厳しい練習はさせます。
限界まで頑張る子が好きです。
今の自分の限界を知りたくないかい?
僕は選手に頑張るかどうかを任せます。
ノックを上げて、継続するかどうか聞きます。
頑張る子は得をする。
頑張る子は応援する。
自分で決めればいいんです。
今回頑張れなくても、次回頑張ればそれでいいですし、1年後でもいいんです。
そのくらい待ってあげます。
頑張る時期は自分で決める。
試合に出る以外はそれでいいと思います。
試合に出るのであれば頑張ろうよと思います。
その子その子で成長は違います。
僕の指導できる期間で頑張るかどうかも、違います。
ただ、頑張る子には、僕の全部をあげてもいいんです。
全部教えてあげます。
いるかいらんかも、選手が決めればいいんです。
さあ、自分の限界を知りたくないですか。
田中 信雄