「もっと打つ、もっと練習する」と真剣な気持ちで、心ニコニコして練習する場面をたくさん作ってあげれば、子どもは必ず上手くなります。
「田中マジック」と言葉にされる方もいます。
練習はさせるよりも、自分でする気持ちでシャトルを打つ方が何倍も上手くなる確率が増えます。
「もっと・・・」を自分から発信できる練習を、指導者も親も、周囲も作ることが大切です。
だから、「今日は頑張る」といって頑張れない日もあります。
「今日はどうしよう」と言っていて、ものすごく頑張る日もあります。
長い目で見ると、そういう日なんて、山のようにあります。
昨日教えた子たちは、ノックをしていて「そろそろ交代しようよ」と僕が言うような子たちでした。
こういう練習の時は、楽しすぎて、調子に乗りすぎて、夜はシップに数が増えちゃいます(笑)僕のですが・・・
「何をやるかも大切ですが、誰とするか(バドミントン)はもっと大切です」
楽しいとか うれしいとかは 何をするかではなく
誰といるか だと思う (田中信雄の書より)
バドミントンも同じです。指導者はもちろん、仲間やチームも大切です。
そして、大好きなお父さんやお母さんに見てもらいたいなど、子どもなりに気持ちを持って、練習しています。
子どもの「疲れたけど、もっと打ちたい。楽しい、次はもっと打つ」という前向きな言葉や笑顔も、
お母さんの「○○ちゃん頑張ったね、すごいね、そうだね、次ももっと出来るね」という応援の言葉や笑顔も、
僕は大好きなんです。
出来れば練習はこうでありたいものです。
「先生が、こうしたらいいよ」って教えてくれて、それをやったらできた。もっと他の事も教えてもらって、出来たらいいな。
みんながこんな気持ちで練習してくれたら、いいなって思います。
そしてバドミントンの頑張る自信が、勉強にもつながって、自分から宿題を始めたり、勉強してくれるようになったら、塾に頼りすぎなくても、成績は上がります。
僕は勉強は教えられませんが、バドミントンを通じて、バドミントンで強くさせた子は、同時に勉強も頑張ってくれる子が多いです。
本気でバド、本気で勉強、どっちも大好きで、楽しくしてくれれば、当然伸びますね。
田中信雄