「天性の死角」「天性のミス」・・・
①ミスをしているのか
②ミスをさせられているのか
この2つの差は、実はとても大きい。
①ミスをしている場合には、相手が変わっても同じミスをしてしまうんです。
②ミスをさせられている場合には、相手が変わると変わります。
勝ったり負けたりする子や、勝てない子の特徴は、
ラリーを急ぎ過ぎていると思います。
そして、選択するショットミスが多いと思います。
自分が打つショットに対してしか意識がないので、
リターンを考えて打っていないケースが多いです。
そして勝負どころがすべてだと思っているケースも多いです。
また、決めてやろう、早くラリーを終わらせてやろうも多いです。
そして、自分がミスをして、相手が楽になる展開に、
自分で持って行って勝てないんです。
「負けるべくして負ける」感じです。
そういう選手に対しては、とにかくラリーを長くすれば、
勝手に崩れてくれます。
こんなやり易い相手はいません。
実際こういう子は多いです。
決められての失点は、その展開にしなければ、それはありません。
しかし、自分の同じ展開でのミスは、練習しても直らないものもあります。
「天性の死角」「天性のミス」の場所も正直あります。
そこに相手が気づくと、どうやっても、そのパターン、そのショットは、
返せない、ミスしてしまうことが多いです。
だけど、時々、少しずれて、いいショットがはいるから、
本人も周りも気が付いていまいんです。
たった一つのまぐれによって、見逃してしまうんです。
それは、シャトル1個分かもしれません。
だけど、そこに打たれると必ずミスをしてしまう。
そういうポイントが必ずあるんです。
これは多くの人が持っています。
僕はこれを、「天性の死角」「天性のミス」と言いますが、
心あたる人は、まずそのポイントを探してみる。
そして、はいり方や意識を変えてみる。
そういうことをやってみるといいです。
これは、トップ選手にも言えることです。
僕の専門は、データ分析です。
データを分析するとき、同じ動画を30回も40回も見ます。
そこで3本4本、必ず同じミスをしているんです。
3~4/21はほぼ致命的です。
そういう「天性の死角」「天性のミス」を探すんです。
そして、そのポイントにどのタイミングかで打たせるんです。
3~4本が、10本になれば、その試合は大体勝てます。
しかも大差で勝てます。
ということは、僕を味方にすれば、それが可能ですが、
敵にすれば、少し格下の子でも、勝てるということです。
これを徹底的に我慢して出来る僕と合う選手になってくれさえすれば、
勝ちあがっていく選手を育てることは出来るんです。
ここで大切なことは、
①コントロール
②緩急
③スピード
④基礎力
⑤応用力
になります。
結局は、指示をこなせる選手でないと勝てないということです。
だけど、指示をこなしてくれる選手に育ってくれたなら、
勝っていけるということなんです。
県内でもベスト16にはいるかはいれないかの子を、
ベスト4に絡ませることは、そんなに難しくはないんです。
僕の好みのバドミントンをしてくれれば、それは可能になります。
なので、本気で勝ちたい、僕のバドミントンを学べる力がある子だと、
これは可能になります。
かなり厳しい要求になりますが、それをしないと勝てないんです。
「僕からの100%の信頼」を得られれば、それは可能になります。
だけど、そういう選手を僕は何人も育てています。
「この子は行ける」と思って、その子が「僕からの100%の信頼」を、
得てくれれば、勝つことはそんなに難しくはないんです。
僕も「勝たせられる子」にしか、その本音は言いません。
その中から、ついてきてくれる子だけが、勝てるんです。
「僕からの100%の信頼」を得られる子だけが、勝てるんです。
これはどの指導者も同じだと思います。
指導者の力量、合う合わないがあります。
それがあるから、全員とかではなく、限定になるんです。
「お前で勝ちたい」と僕に言われた子は、そういうことです。
そのチャンスをつかむか、つかまないかは、
僕の問題ではありません。
そして、そういう子が多いわけではないです。
そんなみんながみんな全国トップ選手に育ってくれたら、
日本バドミントン界はウハウハです。
そんな甘いものではありません。
そういう意味で、僕から選ばれた子は、その可能性があるんじゃないかな(*^-^*)
という感じです。
それを活かすか、活かさないかは別として、
可能性は伝えないといけないので、伝えるんです。
僕ももう1人、そういう子を育てたいんですよね。
これも僕の本音です(*^-^*)
田中信雄