田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

「選手とは、選ばれるものだ」

バドミントンを続けること・・・

「バドミント選手になりたい」という子がいます。
バドミントンをしていれば、そういうものだと思います。
教え子に「バドミントン選手に」なりたい」という夢がかなった子がいるので、
その子たちのジュニアからの戦績を言ってあげます。

僕は「無理でしょう、諦めなさい」とは言いません。
むしろ「こうなったら、君の夢は叶う可能性が高くなるよ」と言います。

バドミントン選手は、なるものではなく、「選ばれるもの」だと僕は思います。「うちのチームに欲しい」と思われる選手になることだとも思います。
僕がもし、実業団の監督なら、大きく分けて、
①伸びしろがある子
②結果を残している子
を見ると思います。
どれか一つに長けている子はいると思います。
そうではなく、3つすべてに長けている子を選びます。

実際、今、指導している子の中で「バドミントン選手になりたい」という子には、この3つを求めて指導します。

プロや実業団は、毎年選手が入ってきます。ということは、毎年選手がクビになります。
決まった枠の中で、戦いがあります。
なるまでも大変ですが、なってから試合に出続けることも大変です。
トップって、結構変わらないものです。
何年もトップで居続けます。
実際、試合で活躍できず、引退する選手もたくさんいます。

「バドミントン選手になりたい」と思う子は、「バドミントン選手になること」を夢見るのではなく、「バドミントン選手になって、世界一になる」を夢にしてください。

子どもたちへ・・・

さあ、今日もバドミントンをしよう。
どんな意識、どんな練習、どんな夢、どんな目標を持って、バドミントンしようか

答えは、一つ。
夢をつかむかどうかは、君の想いの大きささ。
君の想いを見て、周囲は協力してくれる。
君の想いを見て、周囲が選んでくれる。

「選手とは、選ばれるものだ」恩師 小谷先生(広島文化大学教授)の言葉

田中信雄