例えば・・・
例えば、ダブルスで勝とうと思ったら、
どんなパートナーを選びますか?
自分よりも強いパートナー
自分と同じくらいのパートナー
自分よりも劣るパートナー
ダブルスは、良くも悪くも2人です。
お互いが勝つために、どう組み立てていくかが重要です。
一番最悪なのは、パートナーのせいにすることです。
5+5=10でも、
3+7=10でも、
1+9=10でも、いいんです。
10になれば戦えます。
実際に、1+9=10のペアが県で1位になっているのを見たことがあります。
実際は、0(1)+10=10(11)だったんですがね。
強い選手は、勝つために自分が何をするか分かっています。
強い選手は、どうしたらこのダブルスで勝てるかを考えて、試合します。
それを組み立てるのが、強い選手ですし、それで負けたら、
強い選手の責任と考えています。
そもそもダブルスは、1人では出られません。
選手は、より可能性のある方にエントリーします。
シングルスとダブルスに出られるのであれば、どちらも勝つために考えます。
現状、シングルスとダブルスとで、勝ち上れる選択があるとします。
選手ではない子か、やりたい方をやります。
選手は、勝ちあがることを選択しませので、より勝ち上がれる方を選択します。
指導者も同じです。
広島県で言えば、中国大会、全国大会と続く大会で言えば、
どうすればそこに行けるかを考えます。
この時、5+5=10でなくてもいいんです。
3+7=10でいいんです。
カバーする、カバーし合う、お互いに目標を一つにできる。
それが勝利につながります。
練習で、技術面をレベルアップさせることは、難しくはありません。
それを試合で生かすことができるかどうかが、難しいんです。
分かる人には、分かると思います。
田中信雄 入力H