田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

もう1回・・・

「もう1回」という練習・・・

世界バドミントンを見ていると、長いラリーで60ラリーを超え、最短では1本になります。
平均すると、20ラリーにしましょう。
1ラリー2秒として平均40秒。

①「40秒ラリー」+「インターバル10秒」という練習。
②「ランダム10秒~120秒ラリー」+「インターバル10秒」という練習。

最長30-29、最短21-0。
「ランダム2秒~120秒ラリー」+「インターバル10秒」×59回

練習の中で、60ラリーを体験してみる。

短い試合で30分、長い試合で90分。
15分×2本、30分×3本。
もっと言うと、
8分+インターバル×4本、15分+インターバル×6本。

基礎打ち、パターン練習などのラリー練習を、
15分、1セット×4本=60分。
15分、1セット×6本=90分。

ランダムノック(カードを引いて出た数字だけノック)・・・

ノック練習、1本~59本(0~5のカードと1~10カード)。
1コート4人~8人、1ノック2秒~120秒。
ノック時間、30分~60分。水分補給各自。
(ノックはパターンorフリー)
なんて、練習を何パターンか考えていきます。

①決まった本数でのノック(パターンノック)。
②ランダム本数でのノック(パターンノック)。
決まった時間でのノック(パターンノック)。
ランダム時間でのノック(パターンノック)。
⑤レベルアップ本数でのノック(パターンノック)。
レベルアップ時間でのノック(パターンノック)。

など、どうしたら子どもたちが、練習を楽しむか?必死になるか?
もう1回やりたい!と言葉にするか、そういうことを考えながら、
練習を作っていきます。

僕が楽しい練習は、子どもたちが「先生、もう1回やりたい、もう1回やってもいい、もう1回お願いします」という練習です。
「やりなさい」という練習から「もい1回お願いします」という練習に変わったとき、目の色が変わり、意識が変わります。

それを繰り返していけば、きっと上手くなります。
もちろん、競技なので、勝敗や競争はあります。
そこに負けず嫌いが芽を出してくると、練習は楽しくなります。

指導って、導くものです。初めは手をつないで一緒に歩いてあげる。
それから、自分一人で進めるようにしてあげる。
それを見守り、時々一緒に進んでみる。
次の指導にバトンタッチさせてみる。

強くなれるベース(基礎)、バドミントンが大好き・楽しいを作ってあげていれば、次の指導にバトンタッチしても、強くなります。

そういう指導が出来るように、僕はなりたいですね。
やっぱり日々勉強です。

田中信雄