田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

プレーが出来ないからこそ・・・

ぎっくり腰リハビリ中・・・

仕事中にぎっくり腰になり、ただいまリハビリ中です。
コートの外から指導してみると、コートの中で指導するよりも見えてくるものがあります。
自分が一緒にプレーすると、選手に合わせてシャトルを出したり、イメージを見せて伝えることができます。

コートの外から指導すると、選手同士のプレーになるので、イメージが上手く伝わっていなかったり、イメージ通りのレベルになかったり、ミスショットがあると、練習強度が落ちることが分かります。

プレーできないからこそ、時間をかけて理解してもらう・・・

「やりたいことが出来ない、代わりにやろうか…。」が出来ない以上、選手に頑張ってもらう練習になります。これは選手が自分で考えて練習することにもつながります。

見せて真似るばかりを繰り返すと、真似だけに終わります。
しかし、見せなくて、指示してみると、選手は考えてプレーします。その中で、僕のイメージまでプレーを上げてきます。

僕のイメージしたプレーとの一致を、選手は今まで教えた中での復習、応用し引き出し、一致させる。この過程がものすごく大切なんだと思います。

選手に伝えたいこと・・・

僕は、基礎固め+選手個のプレーを伸ばします。しかし、今の指導が、100%ではありません。今現在のその選手の100%は引き出します。しかし、それは半年後、1年後の100%ではなく、50%かもしれませんし、30%かもしれません。

選手は、僕の指導を常に100%だと思っています。僕は「まだまだだよ。まだまだ強くさせられるよ。今の君な実力は、僕が君に求める実力の4割から5割、今の倍、いやもっと君は強くなる。僕が君に目指している到達点はまだまだ先にある」と思っています。

到達点、求めるものは、高みへと・・・

強くなることにゴールはありません。
ここまででいい。これが限界。と感じたときが、その人のゴールなのかもしれません。
そう思わなかったら、強くなることにゴールはありません。

才能があるとかないとか、正直どっちでもいいです。才能がない子が、どこまで上がれるのか試してみたくないですか?僕は試してみたいです。
これが僕が指導する原点です。

思ったように動けない。だからこそ、指導も変えてみる。
そうすると、僕の指導の幅も広がります。

田中信雄