カステラのざらめがすき
ぼくはそんな人になりたい
高いカステラには
高級なざらめがついています
あれっ
みんなが好きとは限らないけれど
僕は好きなんです
カステラ自体甘いんですが
さらに甘くなります
カステラの下の紙をとるとき
ざらめを見つけると
心、ワクワクします
お子様です
何が言いたいかというと
僕は常にワクワクしていたいんです
良いもののさらに向こうの良いものに
ワクワクしたいんです
チームがカステラだとします
カステラで満足してはダメなんです
そこにざらめがあると
そのチームは
さらに強くなります
「甘さ」さらに「甘さ」
「元気」さらに「元気」
「強さ」さらに「強さ」
「勝気」さらに「勝気」
「僕のバドミントン」さらに「他のバドミントン」
この「さらに」に
僕はワクワクするんです
良いものに「さらに」をプラスすると
「スーパー良いもの」になります
チームの指導も同じです
方向性・考え方が同じなら
「さらに」になります
例え違っていても
「さらに」に変えればいいんです
選手の力を最大限に発揮させることも一つ
指導者の力を発揮させることも一つです
僕が高校生の練習で
常に楽しい充実した練習ができた
と思うと
彼らは試合で勝てます
ジュニアも同じです
高校生が相手をしてくれて
高校生が楽しく充実した練習が出来れば
ジュニアの彼らも試合で勝てます
現状で満足しないこと
常にワクワクすること
カステラの箱を開け
下の紙を剥がしたときに出逢う
ざらめのように
あのワクワク感はたまりません
みんなワクワクしましょう
田中 信雄