田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

「はい、治るまで我慢します。」

大好きなバドミントンが出来る幸せ・・・

現在、ドクターストップでラケットが持てない=楽しくない、田中信雄です。
医者に行くと、安静にしてください・・・とのこと。
仕事で、この時期は、毎日土運び。
多い時には、25L×100×2回。
去年は腰に来て、今年は利き腕に・・・。
テニスヒジらしいです。

練習は、優秀な助手が来てくれ、僕を助けてくれています。
元教え子で、本当に素直で、とてもかわいい子。
元教え子に助けてもらえることの幸せさは、指導者冥利に尽きます。

出来ない分、ゆっくり生徒を観察できるので、要求も厳しくなります。
まぁ厳しい要求は、出来るからであって、出来ない要求はしていません。

団体戦も終わり、目標に1歩届きませんでしたが、次回は、目標に届いてくれると思います。

今は、基礎とシングルス練習が中心。
本人たちには直接は言いませんが、良くなっています。
コーチしてくれる子も含め、生徒全員が良くなっているので、みんな良くなっているって、言葉にすると嘘くさいので、ちょっと黙ってようかなぁっと思っています。
僕から、それぞれに目指す目標があるので、その目標が叶ったら、言葉にしようかなっと思います。

大好きなバドミントンが出来る幸せ・・・
出来ないと、これを本当に感じます。

大好きって、好きの何十倍、何百倍だと思うんです。
「好き」には理由があっても、「大好き」には理由がないんです。
だから僕は、「大好き」は特別だと思うんです。
とても大切にしているんです。

それは、人も同じだし、物事も同じです。
「大好き」になった人、事は、かけがえのない「特別」です。

昔、その「特別」を辞めてしまおうと思ったこともあります。
辞めようと思って、辞めなかったのは、今、手伝いに来てくれている子です。
僕のノック、僕のバドミントンに、ものすごく頑張るんです。
疲れても、しんどい顔を見せても、頑張るんです。
その子の頑張るに引っ張られて、辞めなかったんです。
心から感謝ですね。

指導者は導く者です。
しかし、実は教え子に導かれているのかもしれません。

今、教えている生徒も、本当に頑張ります。
だから、一緒に頑張っていこうかなと思います。

今、僕が頑張ることは、シャトルを打つのを我慢すること。
これって、厳しい練習よりも厳しいです。
コーチに来てくれる子に、「コーチ、治るまで我慢してください」と言われました。
「はい、治るまで我慢します。」

ここがポイント・・・

大好きなバドミントンを、出来ることって幸せです。
出来ないと、本当に寂しいです。切ないです。
それでも我慢できるのは、人に助けられているからです。

出来ない分、生徒のバドミントンがよーく見えます。
練習メニュー、練習強度、要求は落としません。
むしろあげちゃいます。

夏になる前のこの時期ってけっこう大事です。
今やっておきたいことがたくさんあります。

田中 信雄