バドミントンの勝負は試合です。
しかし、指導していると、もう一つの勝負があります。
先日のバドミントン教室。
幼稚園から小学3年生までの5人。
みんな自分の道を進んでいきます。
そもそも3時間が長いのですが、3時間の練習で1時間分バドミントンをしてくれたら成功。
そのくらいの気持ちが大事みたいです。
そう、もう一つの勝負は、この子たちの瞳と心と身体をこちらに向かせることです。
試合とか、バドミントンの練習とかではなく、負けられない戦いがあるんです。
ストレッチの後、みんなの希望で鬼ごっこ。
途中休みながらも、みんな笑顔。
まずは1勝目。
次にシャトル投げ。
10個、20個、持って一気に投げる。
みんな投げる。
2勝目か・・・と思いきれば、シャトルを集めるだけの子。
集めたら投げてごらん。
「僕は集めるのかいい」
逆転負け。
ラケット持っておいで・・・。
構えたところに投げて、ラケットの当たる。
休んだり、やったり。
引き分け。
だけど、みんな走っていいよ。
っていうと、笑顔でよーいどん。
最後は、試合したいというので、僕が打ったシャトルを当たらないけど、
楽しそうに空振り。
時間になったので、終了というと、もっとやりたかったよって・・・
疲れ知らずのギャングたち。
勝ったか負けたかは、よくわからないけど、
とりあえず楽しかったのならいいか。
バドミントンの練習は?だけど、
3時間休みながらでも走り回っていたので、良しとしよう。
田中 信雄