もっとバドミントンを楽しむために・・・
1、競技強化に必要なこと
2、健康に必要なこと
①運動②休養③栄養④身体バランス⑤身体能力
3、ストレッチ、クーリングダウンに必要なこと
①静的ストレッチ②動的ストレッチ
4、スポーツを行うことで必要の事・もの
①自分②人③仲間④友達⑤道具⑥もの⑦時間⑧お金⑨家族⑩目的⑪目標⑫夢
バドミントン・・・
初めはラケットにシャトルが当たるだけで楽しかった。
褒められることが嬉しかった
友達と一緒にバドミントンできることが幸せだった
悔しさも、腹立たしさも、差もなかった。
上手くなるにつれて、試合にでるようになって、勝敗が結果になった。
勝てば勝つほど、時々、バドミントンが嫌いになるときがあった。
負ければ負けるほど、時々、バドミントンが嫌になるときがあった。
バドミントンを好きな理由は・・・
友達が一緒にいること
褒められること
試合でいいショットが決まったとき
試合で勝ったとき
(以前、小学生県合宿でのアンケート集計結果をもとに多かった回答)
このアンケートを作ったとき、選手と指導者との感覚の違いに気付きました。
僕は、大切にするものは、友達、仲間、家族、感謝の気持ちなど、言葉にしていますが、勝つことが一番大切だと考えていました。
しかし、選手の回答から、やはり、友達、仲間、家族、感謝の気持ちなど一番にくるのだとわかりました。
友達、仲間、家族、感謝の気持ちなど、今まで以上に「人」を大切にするようになって、選手たちの試合結果はさらに上がっていきました。
勝ちを求める前に考えること。
何のために、誰のために、バドミントンをしているのか。
そこがしっかりしている選手は、勝ちを求めたときに必ず結果が出るのだと思います。
バドミントンが好きな選手が、バドミントンを続けてくれて、結果を残してくれる。
辞めてしまったり、嫌いになったら、結果は残りません。
全国1位を育てる指導者もすごいですが、
教え子の多くが、ずっとバトミントンを続けていてくれている指導者もすごいのです。
指導者は、導き、選手が自分で歩む道の途中の道しるべになるもの。
かなと思います。
3歳から92歳まで2000人以上、競技スポーツ、健康スポーツ、楽しいスポーツのスポーツ指導を行ってきた中で感じたことです。
田中 信雄