ずっと思っていること・・・
僕は、僕の判断しか信じません。
他人が何を言っても、僕は僕の眼、気持ちを信じます。
だけど、世の中はそうではありません。
いろいろな違った情報があります。
それは僕が「意」としていない情報も多くあります。
それは僕の気持ちとは違うものがあるということです。
それなのに、
誰かの感じた、誰かの言った、誰かが作ったことが、
「真実」として流れることがあります。
僕の発した言葉が、直接発した言葉こそが「真実」なのに、
そうでないものが「真実」に変わることがあります。
僕は全体の調和も大切にしますが、
目に前の人に対しても気持ちを作ります。
それが例え「ひいき」になっても、
僕のバドミントン人生を考えると、そういうところで止まっている、
そんな時間はもったいないんです。
僕の考え方は、いいと思うことに正直になることです。
さっきまではこう思っていた、
だけど、よく考えたら、こっちの方がいいと思った。
そういう場面で変えない勇気がある人は、
違う選択を貫ける人です。
正直、みんながみんな、同じように伸びません。
伸びる時間、時期、タイミングは、みんな違います。
僕の才能は「伸びる時期」が分かることなんです。
150人くらい見ている中で、
その人の「伸びる時期」が分かるんです。
その瞬間を大切にすることが「ひいき」なら、
僕は勝つことを辞めたいと思います。
勝つために練習することが叶わないのなら、
僕の指導方法は、あってないようなものです。
僕は3年間で「平等」を考えてくださいと女子チームの選手、保護者に言いました。
3年間の中で、どの子も伸ばすと言いました。
その意味は、3年間で勝てるチームを作るということです。
目先の勝った負けたなんてどうでもいいんです。
確実に上で勝てる選手を育てたいんです。
その為の時間を欲しいということなんです。
これは男子も同じです。
今はAさんが伸びる時期、次はDさんが伸びる時期、
次はCさん、Bさんが伸びる時期、という場面で、
Aさんを伸ばさないと、BもCもDも伸ばしてあげるチャンスがなくなります。
誰か非釣りを伸ばすことで、次も伸びてくるんです。
これがチーム作りというものなんです。
なので僕は「平等は平等ではない」という考え方です。
「ひいきに見える指導こそが平等」だと思っています。
僕はみんなを伸ばしたいんです。
その為には、お手手つないでなんて無理です。
思うようには教えられないかもしれませんが、
教えたいときに来てくれる子は、教えたいと思います。
僕の目指すチームは勝てるチームです。
それを無理にするのであれば、僕の力を発揮するのは、
自分のチームであって、ここではないのかなって思います。
僕の勝ちたいというわがままが通らないチームなんて、
僕には魅力がないんです。
勝てないことに一生懸命になっている場所で、僕の居場所はないんです。
「僕でないとダメですか?」
「僕でなくてもいいんじゃないですか?」
僕の教えたいタイミングで、伸びる子を教えられないのなら、
勝てなくてもいいのなら、
「僕じゃなくてもいい」と思うんです。
正直、「田中コーチに教えてもらいたい」という人はいます。
いろんな絡みでそれが叶わない人もいます。
僕は、「田中コーチに教えてもらいたい、田中コーチじゃなきゃ嫌だ」
と思ってくれる人に教えたいんです。
「田中コーチでもいい」というのは、
「田中コーチでなくてもいい」ということです。
ただバドミントンがしたいだけなら、
僕でなくてもいいと思うんです。
僕は、「田中コーチでなきゃ嫌だ」とお願いされる人は、
やっぱり大事にしたいんです。
僕はものすごく気を使って、組み立てていくので、
みんなに気を使ったり、気配りも難しいです。
正直、身体もあちこち痛いです。
動くまでのモチベーションを上げる事さえ、ストレッチが必要です。
朝30分、夜30分最低ストレッチしないと、身体が戻ってきません。
そういう中でしています。
バドミントンは大好きだけど、バドミントン時間には限界があるんだと思います。
なので、申し訳ないけれど、僕は僕の信じた道を進みたい。
「今この子が伸びる」という時期に、教えられる条件があるのであれば、
僕は教えたいんです。
それがだめだと言われれば、僕は指導から引きます。
「田中コーチでなきゃダメ」な子もいると思いますが、
そうでない子もいるとしたら、僕は引きたいんです。
やるからには、一緒に勝つために戦える環境を作りたい。
そういう中で、みんなで勝ちたい。
僕はそういう人なので、僕は僕の指導方法を信じています。
悩んだり、落ち込んだり、上手くいかなかったり、自信がなかったり、
そんなものはしょっちゅうです。
そんな中でも教えています。
そういう本音の中で、僕は、僕に関わる人に対して、
出来る分をしたいんです。
僕を独り占めする時間はあると思いますが、
ずっとっていうのは、無理です。
そういう面は、僕は平等を考えているので、
僕の時間を取れた時のその時間だけが、独り占めできることになります。
感情や同情、情などはもちろんありますが、
そういうものだけでしているわけではありません。
きっとバドミントンに対して本気なんです。
バドミントンのことしか考えていないんです。
バドミントンバカなんです。
田中信雄