正解は、知らせておく方がいい。
「先生の考え方はこうだ、こうするべきだ」を知らせておく。
それをやって、出来るようになった次に、その子のやりたいバドミントンをさせてあげればいい。
その子のやりたいバドミントンをさせてあげるために、「ブレない基礎」を徹底して教えておく。
これが僕に「書の師」から学んだことです。
高校時代「君のやりたいことは知っているし、分かっている。それを本物にしたかったら、ブレない基礎を徹底的に覚えなさい」と言われました。
続いて「今のその実力でも、やっては行ける、十分実力はある。だけど、あと2年、高校卒業するまでは、基礎をしなさい」と言われました。
その時には、その意味が分かりませんでした。
しかし、今思うと、それを守ったおかげで「自分の好きは字」が書けます。
バドミントンも同じです。今年指導歴23年目ですが、「学び」を辞めず、「基礎」を大切にし、プラスして、自分のブレない指導があるのは、ベースがあるからです。
勝ちたい子は、「ブレない基礎」を徹底的にやる方がいい。
そのしっかりしたベースの上に、自分のやりたいバドミントンを持っていく方がいい。
「ブレない基礎」があれば、いくらでも自分がやりたいバドミントンはできます。自分のやりたいバドミントンをするために「ブレない基礎」が必要だと僕は思います。
プラス、勝ち負けは「運」です。
本物の運は「ブレない基礎」の上にあります。
田中信雄