田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

打ち合い(ラリー)を楽しもう・・・

打ち合い(ラリー)を楽しもう・・・

「試合に出して勝たせたい」という気持ちばかりで、ジュニアは教えていません。まずは「スポーツを楽しむ、バドミントンを楽しむ。」ことが第一です。
そこから「もっと強くなりたい、もっと上手くなりたい」と思うかどうか、思わすかどうかは、別の話です。

指導者の評価・・・

指導者は、評価されたいと思いがちです。しかし、バドミントンを続けてくれる生徒が多いことも、指導者の評価の一つです。

僕も昔は「勝たせた評価」にこだわった時期があります。勝たせることで、自分が評価されていると思った時期があります。しかし、実はそうではないんです。指導者がいるから選手がいるわけではありません。
選手がいるから、指導者が必要なんだと思います。

そもそもスポーツとは・・・

スポーツ=試合を求める人が多くなると、スポーツは低迷します。
逆に、スポーツ=○○作りを求めると、スポーツは盛り上がります。

体力作り、身体作り、仲間作りなど。

今現在、しょうまを「試合に出させたい、試合で勝たせたい」と思ってバドミントンはしていません。もちろん4年生、5年生になると「試合に出させた勝たせたい」と思うかもしれません。
今思うのは「バドミントンを楽しむこと、生活の一部にすること」です。

試合云々は別にして、毎日30分でも1時間でも、一緒にバドミントンしたいとは思います。それが直接、「試合に出したい」とはつながりません。

続けるから上手くなる。楽しいから上手くなる。辞めてしまえば、どんなに才能ある子でも、その才能は見出せません。

指導者として考えること、親として考えること・・・

二つの気持ちがあります。どっちも正しいと思います。
僕は、「試合に出たい、試合に出る」という子に対しては、試合に出るためのスキル(あいさつ、礼儀、態度、技術)などを求めます。そうでない子は、スポーツ、バドミントンのクラブとして、スキル(あいさつ、礼儀、態度)などを求めます。

まずはバドミントンを楽しむ事から始めよう・・・

田中信雄