各コートにコーチ、高校生をつけ、ポイント練習、試合練習、基礎とほぼマンツーマンの練習でした。
コーチの力量・・・
マンツーマンで教えるときに生きるのは、コーチたちの力量です。
出来ないことを出来るようにしてあげるためには・・・、言葉を崩して、どう伝え、出来るようにしてあげるかになります。
僕は任せるタイプです。もちろんすべてのコートの全ての子ども、コーチを見ています。僕が高校生に教えてことを、高校生が子どもに教えられたら、子どもも上手くなりますが、高校生もさらに上手くなります。
上手くなった自分のバドミントンを、子どもに教えることは、理解して上手くなっているかの確かめができます。
考えて練習しているかの確かめになります。
例えば、中学、高校のクラブで、正しいプレーを後輩に教えると上手くなります。逆に、間違ったことを教えると後輩は上手くなりません。
教える先輩の力量は、とても大切なものなんです。
教えるという練習が、1番の練習方法です・・・
僕は、先輩が後輩をちゃんと指導できるクラブ作りを求めます。
教えるために、練習して、見せて、伝えて、出来るようにする。
結構難しいです。
うちの高校生も、それが出来れば、今の3倍はミスが減り、2倍は上手くなります。
子どもの前では、ミスできない。
子どもの前では、正確なバドミントンをしなければならない。
その意識が、選手をもっと強くします。
田中 信雄