夢を聞かれたら、ものすごくたくさんあります。
何故かって言うと、
それだけたくさんの人と出逢い、
それだけたくさんの事に出逢い、
夢…目標…目的…を持たないと、生きていけないからです。
例えば、教え子Aくんと県一番になりたいとか、
例えば、教え子Bさんを一勝させたいとか、
誰かと何か成し遂げたいとか、
1人で出来ること、
書言葉で誰かまだ出会えていない人の力になりたいとか、
1人の夢…目標…目的…
誰かとの夢…目標…目的…
そんなドラマのような特別はことに出逢いたい。
だけどね、実はみんな特別。
その人の人生は、どれもすべてがドラマなんです。
人と関わって、いろいろなことと関わって、
自信なくしたり、何もできない錯覚に陥ることもあるけれど、
そうじゃない。
自分の人生の主役は、自分です。
だからこそ、人から気にさせる君でいいんです。
僕から見たら、赤ちゃんだって「すごい」ところはあります。
教え子、幼児、小学生、中学生、高校生、一般のそれぞれの人に、尊敬するところがあります。
僕がバドミントンと出逢ったのは中学3年生です。
幼児の時に、練習で、笑顔で1時間シャトルを何百球の打ちたいと思って打てたかなんて、分かりません。
だけど、うちの教え子は、もっと打ちたい、もっとバドミントンする。って言います。
練習最後も、もっと練習したいから走る。と走っています。
幼児が走ると、上の子たちも走ります。
掃除、片付けは、上に子が下の子に教えて、時間内にちゃんとします。
保護者の方の力はかりません。
そんな子たちだから、チャンスがあったら、一緒に勝ちたいと思います。
上を見て下は育ちます。
下を見て上も育ちます。
バドミントンってくくりで出逢っていますが、
バドミントンだけじゃない成長があります。
僕も教え子から学ぶことがたくさんあります。
高校生もこの先、県トップで戦える時期が続けてくれれば、来ると思います。
それが、僕のクラブ所属で成し遂げれば嬉しいですが、そうでなくても、僕のクラブ出身の、その子たちが国体なんかに出てくれたら、嬉しいです。
人の可能性は、決まっていません。
叶わない現実もあります。しかし、現実で叶う夢には、可能性があります。
カテゴリーを大切にしよう・・・
例えば、全小は小学生の時期、全中は中学生の時期、インターハイ、総体は高校生の時期、インカレは大学生の時期、とそのカテゴリーでしか、出られない試合もあります。
僕は夢…目標…目的…があります。
それを叶うかどうかではなく、夢…目標…目的…を持たせることも、大切なんです。
可能性が0でなかったら、夢…目標…目的…を持てる心を育む、心作りこそが、未来の才能を育てるのだと思います。
「やってみないと分かんないじゃん・・・」
生徒からしたら、うっとうしい言葉だと思います。
それでも言い続けるのは、やっぱりこの子、その子のドラマに携わりたい僕のわがままです。
田中 信雄