泣くほど頑張った・・・
前回の6月の講習会にも来ており、シングルスとダブルスのノックを40分しました。
高校生と相棒の力も借り、4面使い、試合練習、パターン練習、僕はノックをしました。
中学生女子、試合に出ることもあり、少し厳しく、指導しました。
アタック練習。
3本決まったら交代。
ラケットワーク、フットワーク、ステップワーク、ストローク、ローテ―ション、一つ一つ指導していくと、どんどんいいショットを打ち、正直びっくりしました。
教えていて感じたことは、自信がないのが一つ、出来ないのが一つ、だけど、良いショットを打ってくると、顔色が変わり、瞳の色が変わってきました。
最後の1人、シングルスの子は、しっかり打てるようになったので、もっと上手くさせようモードに入ってしまい、良いショットを、リターンしてあげると、さらにいいショットを打てていました。
最後にショットが決まり、そこから大泣き・・・
泣くくらい頑張っていました。
頑張って、出来るようになって、泣くくらいいいショットを打てて、その子の努力はすごいなと思いました。
先生に褒めるように頼みました。
田中 信雄
昼ご飯を食べながら、相棒も高校生も口をそろえて、「良いショット打っていたんだから、決めさせてあげればよかったのに、全部取るから泣いていたよ。しかも笑いながら、ニコニコしながら、全部取ったら、そりゃ泣くでしょう、可愛そうに、ホントに相変わらず鬼だね」って言われました。
「いやいやあれは、頑張って、上手くなって、決めたから、嬉し泣きだよ」という他の指導者からの言葉も・・・。
まあ、明らかに、悔しいのと、厳しいのとで、鬼…って感じの泣き方でしたが…。
上手くはなったと思いますが、見事に嫌われました。まあ、上手くなりたくて来ているので、よく頑張ったと思います。
小学生も中学生も、高校生も大学生も、一般の人も、バドミントンが好きってだけでいいんです。
好きで練習すると、みんな上手くなるんです。
先月、今月と試合が近いので、試合モードになっているからいけませんね。
試合モードになると、普段と違う練習メニューなど、色々考えるので、普段よりもかなり冷たくなるんですよね。
厳しくなるんですよね。
試合が済めば、元通りです。
田中 信雄