同じ1球・・・
決める1球も、決められる1球も、
ミスする1球も、ミスしてくれる1球も、
どれも1点。
そして、2-0で勝っても、2-1で勝っても、
勝ち。
その1球、その1ゲームを考えることはとても大切ですが、
その1試合、その大会すべてを考えて、優勝まで考えている選手こそ、
そこにたどり着く選手だと思います。
1球1球の積み重ね。
1ラリー1ラリーの積み重ね。
1ゲーム1ゲームの積み重ね。
1試合1試合の積み重ね。
なんですが、その大会すべてを考えていける選手が、
勝っている選手なのかなと思います。
それは、その試合前に考えているのではなく、
数か月前、1年前、2年前、それ以上前から、
準備して臨んでいることが多いです。
目先の試合にしか準部が出来ていない、
目先に試合練習しか考えていない選手は、なかなか勝てる選手にはなれません。
そういう準備をしていける選手って少ないからこそ、
準備が出来るようになるといいですね。
指導、指示、講義の中で伝えても、理解できる選手も知れば、
そうでない選手もたくさんいます。
問題は、どの試合で勝つために、目の前の試合があるのか、
実の前の練習があるのか、考えてみて、
どの試合で頂点に立つために、どう準備していくかが大切になります。
すべて勝つことは大切ですが、
準備していない選手は勝てません。
まずは、勝たなければならない試合目標を立て、
そこで結果を残すための準備をどのようにしていくか、考えていきましょう(*^-^*)
準備しない選手は、欲張りだと思います。
目先の試合、練習にしか意識がない子は、欲張りだと思います。
欲張りにならない。
焦らない。
今の居場所を確認し、感じ、認めてみる。
そこから、勝つために、どう準備すればいいか考えてみる。
1ゲームでのミスが5個ある子は、まず4個にしていく。
ミスをしている、していないレベルで考えていかない。
どのパターンで、どのタイミングで、土のラリーでミスしているのかを、
選手が見つけていく。
選手が理解できないと、そんなに指導しても変わりません。
ずっと分からない子は、ずっと分かるようにはなりません。
選手は、欲張りにならない。
きっちりと準備していく。
これを読んで、理解できる選手は、勝てる選手だと思います。
違うという選手は、それでいいと思います。
ただ、勝っていく選手は、同じことを伝えた時、
理解します。
勝てるようになってきて、感じるようになると思います。
急がない、焦らない、準備していることは、裏切らない。
基礎、地盤が大切です。
そこがしっかりある選手が、勝てるようになる選手です。
田中信雄 入力H