ボランティア活動か奉仕活動か
- ボランティア活動は、基本指導者負担がありません。
- 奉仕活動は、基本指導者負担があります。
ポランティア活動と奉仕活動の2つが、
スポーツクラブには存在します。
が、日本の場合、ボランティア活動と奉仕活動が混ざり合っていることが、
多いです。
ボランティア活動は、基本必要なものに対して経費が出ます。
これは、子どもたちのために使っていることになります。
例えば、大会に監督、コーチが必要であれば、
居なくてはなりません。
それは、子どものため、子どもたちのためになります。
必要でなければ、居なくてもいいと思います。
学生時代からスポーツ指導をしていた経験、
社会体育、社会スポーツとしてのクラブ調査をした経験から言いますと、
ボランティア活動としての指導者よりも、
奉仕活動としての指導者の方が、かなり割合が多いのが現実です。
スポーツ活動は、子供たちの成長にとって、
とても重要な役割があると思います。
重要な役割があるにもかかわらず、有資格者がいないクラブが多かったり、
とても安く活動することが当たり前だったりします。
スポーツは、ケガが付き物です。
家でテレビを見ていて、ケガをすることはなかなかありませんが、
スポーツ活動では、走ったり、投げたり、飛んだり、打ったり、蹴ったり、捕ったり、
色々な動作などがあります。
ケガをしないように指導することが前提で市が、
ケガをする恐れは、常にあります。
そういった中で、安心して預けられる練習を提供してくれる指導なのか、
そうでないのかは、経験だけどなく、資格を取ることで勉強していきます。
もちろん、資格があるないだけではありません。
が、指導者に資格を取ってもらうことは、
そこに参加する子どもたちのためにもなります。
ここで、ボランティア活動ならば、資格取得のために、
クラブから補助が出ます。
奉仕活動なら、自腹です。
チームにとって必要なことは、お金を出す。
子どもたちのためです。
チームにとって必要でないのなら、お金を出さない。
子らも子どもたちのためです。
ボランティア活動と奉仕活動との線引きは、
難しいと思います。
ただ、クラブの中に有資格者が一人は必ずいるということは、
大切なことだと思います。
これは、中・高に部活地域移行でも同じ事です。
資格を持っていても、持っていなくても、教える責任は同じです。
ボランティア活動でも、奉仕活動でも、報酬が出る人でも、
教える責任は同じです。
だったら、有資格者を増やしていく方がいいと思います。
あなたのスポーツクラブで指導してくれる懇篤、コーチは、
ボランティア活動ですか?
それとも奉仕活動ですか?
田中信雄 入力H