うちの子はずっと初心者・・・
バドミントンを始めるという環境で言えば、
生まれた時から、ラケットもシャトルもいつでも手に届く場所にありました。
そんな環境でも、うちの子はずっと初心者です。
一緒に打ってもらった人も、
クラブの仲間はもちろん、
全国選手の小学生のお姉さん、
県1番の中学生のお兄さん、
県トップの高校生のお兄さん、
国体選手のおじ様、おば様、
実業団選手のお姉さん、
など、いろいろな人が、一緒に打ってくれています。
だけど、初心者です。
バドミントンは大好きです。
我が子を見ていると、勝つためのバドミントンもバドミントンですが、
楽しむバドミントンもバドミントンなんだと思います。
彼には彼なりのポリシーがあって、バドミントンをしているんだと思います。
指導していて、これはとても勉強になります。
勝つための指導をしてきた中で、そうでないバドミントンを求める子が、
1番近くにいる。
だけど、バドミントンが嫌いなわけでもなく、練習はする。
ただ、ずっと初心者なだけなんです。
だけど、バドミントンに対する知識は、
小さいときから側で聞いているだけあって、あるんです。
コーチングしてもらうと、全然出来ないのに、的確なアドバイスが来ます。
いろいろなバドミントンとの接し方があるのだと思います。
ただ、いいところは、相手が誰だろうと、一緒に打ってくださいと言えることです。
そして本人なりには、とても頑張っています。
そういう姿を見ると、この子も頑張っているけど、
他の子の頑張る姿も、認めることができます。
もしもですが、高校生くらいになって、蓄積されたものが開花されて、
初心者から進化したとしたら、それはそれで面白いかなと思ってみています。
幼稚園はじめ
小学生はじめ
中学生はじめ
高校生はじめ
大学生はじめ
大人はじめ
といろいろな人の指導をしますが、
大体の人は、それなりに上手くなります。
逆に、どのくらいまで初心者でいてくれるのかも、
実は楽しみなんです。
そんなうちの子は、憧れは桃田選手。
バドミントン大好きっ子です。
田中信雄 入力H