母親の存在・・・
県決勝で、サイドコーチについていた時、接戦になった時、
選手がふっと見たのは、観覧席のお母さんでした。
「大丈夫」の一言で、笑顔になりました。
インターバルでのアドバイスで、落ち着いていつの通りに戻り、
結果は圧勝でしたが、その時感じたのは、コーチの存在以上に、
お母さんの存在でした。
子どもにとって、お母さんの存在は強いものです。
続いてお父さん。
そして監督、コーチになります。
強い子ほど、この傾向が強く、そこにしっかりとした安心感があるからこそ、
戦えるのだと思います。
指導者が親を超える事は、正直ありません。
子どもにとって、親が1番です。
指導者が1番ということは、ありません。
これを知っている指導者は、勝たせられる指導者です。
そして、これを知っている親も、勝たせられる親です。
安心感のお話です。
田中信雄