伸びない時期・・・ パパと私のバトミントン日記
どんなに頑張っても、上手く行かない時があります。
どんなに頑張っても、勝てない時があります。
そんな壁にぶつかった時、大好きなバドミントンから、
少しだけ離れたくなる時があります。
そんな君を見ていると、指導者として接する方がいいのか、
パパとして接する方がいいのか、迷います。
壁にぶつかる時は、「頑張っている時が多い」んです。
だけど、頑張っているのに上手く行かないから、嫌になります。
そして、頑張り方が分からなくなります。
バドミントンから離れてみることも、練習・・・
バドミントンをせず、みんなが練習しているのを見学してみるのも、練習・・・
伸び悩みは、頑張る子にしか訪れません。
頑張っているから、伸び悩みになります。
壁も同じです。
簡単に乗り越えられる壁は、どんどん超えられます。
強くなったり、上手くなったからこそ、高い壁にぶつかれます。
だけど、そんな時って、辛いです。
上手く行かない不安や、やるせなさが、溢れてきて、どうにもならなくなります。
君のそんな顔を見るのは、辛いです。
それでも、君は、バドミントンを嫌いにならないと思います。
そんな君だから、前に進む選択を、パパは選びます。
何もかも得意にならなくてもいい。
たった一つ、誰にも負けないショットを、今は練習してみよう。
サービスは誰にも負けない。
スマッシュは誰にも負けない。
レシーブは誰にも負けない。
ハイクリアーは誰にも負けない。
ネットプレーは誰にも負けない。
たった一つでいい。
伸び悩みの君へ、誰にも負けないショットを身に付けよう。
田中信雄
