小さな本物・・・
まだまだ下手だけど、才能を持った「小さな本物」と一緒にバドミントンをすることは、とても大切なことだと思います。
いつか「抜かれる」というプラッシャーは、選手にとっては、必要な焦りだと思います。
それが、10歳も、15歳も下の子であれば、自分のバドミントンをもっと頑張ろうと思います。
上の本物、同じ年代の本物、下の本物。
どんなことでも、「本物」と出逢い、同じ空気に触れることは、とても大切なことです。
自分自身のレベルもアップしなければと思います。
日本バドミントンにとって、世界トップの選手がいることは、それだけでプラスです。
うちの子大好きな桃田選手、大きな声では言えませんが、僕の大好きな奥原選手、他にも、素晴らしい選手がたくさんいます。
僕も教える方として、動画などで研究しますが、いろんなタイプの教え子がいるので、その子に合ったプレースタイルを見る為、いろんな選手の動画試合を見て研究します。
奥原選手の試合動画ばかり見て「のんちゃん頑張れ」と言っているわけではありません(笑)
「小さな本物」を「本物」の開花させるためには、遊びの中でも、本物のバドミントンを要求し、それを当たり前にしてしまうことって、結構大切なんです。
だから、出来なくても、「桃田選手のクロスカット」って、子どもたちがやるような時間を作ってあげることが大切なんです。
憧れをオリンピック選手にする。
ただこれだけで、意識は変わります。
目、耳から心に入る事は、とても大切なことなんです。
「のんちゃんフットワーク」「桃田さんスマッシュ」「○○選手も○○ショット」なんてのを、練習でいっぱいやってみましょう。
今は憧れ、未来はライバル。
バドミントンは、もっと楽しくなります。
田中信雄