時間かけて・・・
指導者としても、親心としても、教えていると、急ぎたくなるし、手助けしたくなります。これをグッとガマンする、これがとても必要なんです。
出来る子が100回で出来ることを、10000回かけても、100000回かけても、全然いいんです。
出来る子が基準ではなく、出来ない子が基準なので、出来る子はどんどん先に進めて、出来ない子は出来るまで一緒に頑張ってやればいいんです。
僕は知っているんです。
出来ない子が出来るようになった時、自信がついたとき、諦めずに頑張った時、出来ている子を追い抜くことが山ほどあるんです。
指導者は、生徒を諦めない。
親は、我が子を諦めない。
必ず出来るようになる。
子どもが出来ないのは、子どもが諦めるのは、大人が諦めた時です。
「世界一の指導者だ」「世界一の親だ」
だから、絶対に諦めない。
この子が出来るまで、一緒に頑張る。
僕はこういう考え方です。
この子が、自信がつくまで、この子が出来たって思うまで、
諦めない、出来ると信じる。
これがないと、大切な子たちを教えたりはできません。
時間なんて、どれだけかかってもいいんです。
僕は、勝手に信じて、諦め悪く、教えるんです。
そんな奴がいてもいいと思うんです。
僕もそういう先生に出逢ってきました。
生徒諸君、僕は諦めが悪いんです。
「先生はそんな人だ」と諦めて、出来るまで頑張ってください。
田中信雄