どのスポーツも実は同じなんです・・・
どのスポーツも基本は同じです。
頭と身体を動かせることです。
サッカーもバスケットボールもバレーボールもバドミントンもテニスも卓球も、
全てのスポーツの基本は、頭と身体を動かせることです。
例えば、「膝を伸ばしてジャンプしてみよう」と言います。
多くの子は、「跳べない、難しい」と言います。
じゃあどうしたら、「跳べるかな」と聞きます。
多くの子は、「膝を曲げてから跳ぶと跳べるよ」と言います。
次に、「腕はどうしたら、もっと跳べるかな」と聞きます。
多くの子は、「腕を下(後)から上(前)に振る時に跳ぶと跳べる」と言います。
当たり前のことを当たり前だと教えるのではなく、
生徒に見つけさせる時間や問いかけをし、考えさせ、答えを見つけさせることが、本来の指導になります。
そもそも、「上手くなる」って、ものすごく時間がかかります。
そこに、考える時間が速い子、遅い子はもちろんいます。
→生徒
→生徒
①指導者→生徒 ②指導者⇔(生徒⇔生徒⇔生徒⇔生徒⇔生徒)
→生徒
→生徒
①の指導よりも、②の指導の方が、僕は好きなんです。
生徒間でも教え合えるチーム作りは、個々の能力をお互いに共有できる利点があります。
①個人競技でも、生徒間で教え合えるチームは強く、
②団体競技でも、生徒間で教え合えないチームは弱い。
同時に、
①指導者がいないと練習が出来ないチームは弱く、
②指導者がいなくても、生徒間で練習内容を理解し、指摘し合い、アドバイスできるチームは強い。
始めに言った、「膝の話」も、全員が考え、理解し、分かっていれば、
次に、「もっと高く跳ぶには・・・」と考えます。
一つのヒントや問いかけという指導から、2つ、3つ、4つ、5つと、生徒たちが考えて練習していく環境が整えば、チームは必ず強くなります。
こういうチームを育成していくのが、僕の理想ですし、こういう選手たちが上でも勝っていく選手だと思います。
どのスポーツも基本は同じです。
頭と身体を動かせることです。
田中信雄