その子はいつも頑張っている・・・
客観的は、実は主観的なんだと気付きます。
「その子はいつも頑張っている・・・」
これって現実です。
「自分は頑張っている」
「我が子も頑張っている」
これに対しては、「頑張っている」でいいんです。
「君はもっと出来る、もっと勝てる」という言葉は、
伝えます。
しかし、本人も保護者も「頑張っている」と思っているのに、
「頑張っていない」という評価はしなくてもいいんです。
ただ、「もっと頑張れる、もっと勝てる」と
本人が思っている場合には、
一緒になって、「君は頑張れる、君は勝てる」と、
言った方がいいと思います。
「嬉しさという感情」「悔しいという感情」
そういう感情を大切にしてあげるのが、実は大人の役割なんです。
田中信雄