小学生で人生は決まらない・・・
スポーツの世界では、小学生では、スポーツ人生は決まりません。
スポーツ人生が決まるのは、社会人手前に時期です。
高校や大学です。
それが分かっているから、才能を信じることができます。
信じて教えることができます。
小学校時点で、才能の有無が簡単に言える人は、スポーツを知らない人です。
どこで芽が出て、どこで開花するかなんて、誰にも分かりません。
弱いけど、不気味な子。
勝てないけど、何か持っている子。
こういう子は、どこかで伸びてきます。
こういう子が、怖いんです。化けるんです。
僕は、一緒に打っていて、タイミングが違う子、予測できない子が、怖い子です。
そういう子は、普通の選手と違う「間」や「空気感」を持っています。
今は勝てないけど、弱いけど、才能を持っている子です。
ただ、努力が足りていないだけなんです。
そういう子が、本気になったら、本物になっていきます。
才能ある子が、努力し始めたら、努力だけで何とか勝ってきた子は、勝てません。
才能ない子は、早めに逃げておく。
早めに努力しておく。
才能ある子が、努力し始めると、勝てません。
自分事も含め、いろいろ感じることを書きました。
田中信雄