悔しいから始めよう・・・
最初は、シャトルがラケットに当たるだけで嬉しかった。
2回続き、3回続き、10回、20回と打てるようになった。
試合してみた、まだまだ下手だし、たいして悔しくもなかった。
バドミントンが好きだから、もっと打ちたいから、
練習できる時間、学校から帰ると、すぐに宿題を済ませ、「パパ(先生)バドミントン練習しに行こう」と誘った。
練習していくうちに、前は全然悔しくなかった、出来ないことが、すごくと悔しくなった。ラブゲームも負けることも、ものすごく悔しくなった。
バドミントンは好き。好きだから、もっと出来るようになりたい。
ただそれだけだったのに、なんでだろう?悔しい気持ちになる!
練習すればするほど、頑張れば頑張る程、悔しくなる。
出来てただ嬉しかったことも、こんなふうに出来たらいいなって思うようになった。
バドミントンが嫌いになったわけじゃないの。
大好きだからこそ、悔しい気持ちになるの。
私は強くなりたい。世界で1番強くなりたい。
世界で一番バドミントンが大好きって言いたい。
悔しくて、悔しくて×∞
この悔しさから始めるの。
だから楽しいだけっていうのは、少しお休みです。
この悔しさを吹き飛ばすために、強くなりたい。
パパと私のバドミントン日記
田中信雄