上手い、下手に関わらず、負けたら悔しい、勝ったらうれしいものです。
クリスマス会で、中高生とジュニアを組ませて、ダブルスをしました。
サービスが打てない子でも、試合に勝ったら、喜びます。
上手い子、中高生には、その辺も考えて、「自分たちは、この子の為にミスできない、勝たなければならない。」と思ってくれたら、中高生たち自身も強くなります。
自分たちより遥かに上手くない後輩のために、正確で、確実なプレーが出来ない子は、自分の試合でも勝つことはできません。
上手いからこそ、引っ張れる。
上手い子等こそ、意地でも勝たせてあげる。
プレーヤーはそうでなくてはなりません。
試合の勝ち負けは、下手な子のせいではなく、上手い子がどれだけ頑張ってあげられるかです。
お楽しみの試合でも、決して負けない。
勝てなかったのは、上手い自分のせいと思ってくれたら、
その子は選手としてもっと勝てるようになります。
お楽しみ会の試合でも、本気で負けない。
そんな負けず嫌いの選手が、勝って行ける選手です。
優しくて、強くて、憧れで、すごいと思わせる子が、勝てる選手です。
田中信雄
