田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

「尊敬」って実は

尊敬・・・

「尊敬」はされるものではなく、させるものです。
もっと言えば、「尊敬」という言葉をくずして、
「すごい人」
「あこがれの人」
「頑張る人」
「分かってくれる人」
「ちゃんと見ていてくれる人」
「聞いてくれる人」
「目線を合わせてくれる人」
「頑張る力をくれる人」
「輝いている人」
「元気な人」
などに分けた方がいいかも知れません。
「尊敬」=「魅力ある人」だと思います。

僕は「尊敬しなさい」とは言えません。何故なら「尊敬」は相手が感じることです。最初に「「尊敬」はされるものではなく、させるものです。」と言いました。言葉は矛盾しているかもしれません。が、「尊敬されたいがため」に頑張るのではなく、頑張っているから「尊敬される」のだと思います。

もっと言えば、「尊敬」なんて言葉は、どうだっていいんです。
「先生が頑張るのなら、私も頑張る」「先生の為に頑張りたい」そう思ってくれたら、それが「尊敬」なのかもなと僕は思います。

上手くなっている、強くなっている、でもまだまだ勝てない現状。
僕もまだまだです。
チーム作りって、本当に楽しいですね。
弱い所から、教えられて、過程があり、結果につながります。

その子自身を見てみると、その頑張る姿は、「尊敬」出来ます。
最近思います。何事もそうですが、たくさん見てくれる人がいる中で、舞台に立ち、発表、表現、試合をするだけでも、すごいことです。
最後まで諦めない、最後まで逃げ出さない姿は「頑張る人」だと思います。

勝ち負けや内容を見るとそれが結果です。
過程は試合にはありません。試合までの練習にあります。
僕は、子どもたちを「尊敬」しています。

「尊敬」って実は、上にするよりも、下にする方が多いのかもしれませんね。

田中信雄