ときどき指導に行く中学校のキャプテンの子は、ものすごくまじめです。指導したことを休憩中などに細かく書いていました。
その姿勢、その態度を見ると、「強くしてやりたい」と思ってしまいます。
その子も僕の「やる気スイッチ」を押しています。
僕は男、女、、幼、小、中、高、大、一般、関係なしに、好きな選手のタイプがあります。
「勝たせてやりたくなる選手のタイプ」があります。
そこにハマる選手は必ず強くなります。
ヒント…
心を崩さない選手です。
心(メンタル)は弱くてもいいんです。
ただ「強くなりたい一心」があるかないかです。
指導は、出来なくても練習していけばいいです。
指示は、出来なくてはいけません。
バドミントンノートも中学生以上の教え子には、全員に書くように指示を出しています。指示を守る選手は信頼できる選手です。
「出来なくても、出来ないとは言わない」
「バドミントンに対して、熱心な姿勢、熱心な態度を見せる」
「マイナスの言葉は、心で思っても、言葉にしない」
ノックを上げていて、ワクワクしてくる選手がいます。
ノックを上げていて、楽しくなる選手がいます。
ノックを上げていて、僕の気持ちをのせてくる選手がいます。
同じ時間、同じ本数、ノックをあげても、その質、その内容、その強度は、選手によって、レベルは変わります。
頑張れる子には長く、頑張れない子には、それに合わせてのノックになります。
本数や時間ではなく、個々に合わせた方が、出来ない子にとっては無理をさせ過ぎないで済みます。
僕から言えば、「出来る子をひいきしているのではなく、出来ない子をひいき」しています。同じだけやってもいいんですが、かなりきついと思います。
僕はいつも出来ない子をひいきしながら、ノックを上げています。
もう一つは、「あと少しで出来るようになる場合」です。
本数や時間でノックをあげると、このチャンスを見逃してしまいます。
みんな「出来るタイミング」は違います。
時間をかける所は、しっかり時間をかけてやる。
ここがポイント・・・
バドミントンノートは、あとで自分が読みやすいノートにしましょう。
絵もたくさん描いてもいいです。
田中信雄