試合で勝つには、勝ちへのこだわりが必要です。
（その中には、礼儀や感謝など、一人で戦わないことも含まれます）
試合した相手、試合を見た相手、仲間のプレー、指導者の指導など、それを「吸収」して自分のものにし、勝つためのプロセス、そしてセオリーを、「自分」に置き換えていく必要があります。
「吸収して強くなっていく自分」を想像してください。
「信じる先の君のプレー」を想像してください。
決して欲張ってはいけません。
目指すバドミントンは一つです。
僕が目指すバドミントンは、「１番」です。
君が目指すバドミントンは、「何番」ですか。
取りあえず、ここを一致させましょう。
生徒によっては、「１勝」の子もいます。
各大会での成績もあります。
それはそれでいいと思います。
ただ、僕が「この子は行ける」と思っている子は、
同じ目標、同じ目的であってほしいと思います。
「勝てるのに、勝たせられない」これが一番辛い・・・
実力も力もついて来て、勝てる試合を落とされると、結構、心に来ます。
次につながらない子のパターンは、「その結果の先に僕がいないこと」です。(指導者、仲間など含む)
勝てる選手は、一緒に戦い、一番に申し訳ない気持ちを全面に出します。
勝てない選手は、自分しかありません。
これって、本当に差が見えます。
きっと、どのスポーツ選手も同じだと思います。
自分の悔しさよりも先にある「礼儀と感謝の気持ち」に、スポーツの神さまは力を貸してくれるのだと思います。
負けたときの話をしましたが、勝ったときも同じです。
「礼儀と感謝の気持ち」が次へのステップアップにもつながります。
さらにスポーツの神さまが力を貸してくれるのだと思います。
田中信雄
