田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

ジュニア指導・・・

ジュニア指導・・・

ジュニア指導を、サポートで手伝ってもらいたい子は、はっきり言います「人間性」です。バドミントンがものすごくできても、子どもたちが見ようとしない子、真似てほしくない子には来てほしくはありません。

僕が「教えにおいで」という子は、「人間性」がいい子です。
「教えにおいで」と言いつつ、バドミントンを勉強させ、技術の向上する子を誘います。

コーチの基準は、「見本になる子(人)」です。幼児から5年生までいるジュニアです。この子たちから見ると、高校生も、大学生も、大人です。
あいさつや返事、行動、発言、道具に際する扱いなど、結構見ています。

仲間内、自分の練習ではそこまで求めません。
困るのは自分たちです。ジュニアの場合は、子どもたち、保護者、僕が困ります。
だから、「見本になる子(人)、人間性」が重要です。

9月になり、クラブ作りを変えました。
少しずつ良くなっていると思います。
しかし、やっぱりついて来られない子もいます。
コーチは、練習に目を向けやすい。ですが、本当はバドミントンの前の段階です。
あいさつや返事など、ここからだと思います。

出来るまで諦めない・・・

実はこれが理想です。しかし、それが上手く行かないことがあります。その時に、その子たちに僕が付くと、全体が困ります。
まとめ役になるコーチがいてもいいですし、上手くできまいこの側に居てくれてもいいんです。
みんなでいいチームになったらいいんです。

理想は理想、現実を見る・・・

正直、理想はあります。それと比例して現実があります。
僕はあいさつや返事に、その日の練習全てを使ってもいいと思います。全体責任か個人責任か、状況によって違います。

僕は35歳までは子どもたちより練習していました。練習+指導+全体まとめをしていました。
そうすると、チームが変わります。上がしっかり頑張っていると、下はついてきます。強いチームが強いチームでいるのはこれです。
しかし、上が悪くなると、そのチームは悪くなります。

これはバドミントンだけではありません。
あいさつや返事なども同じです。
クラブは技術だけではありません。
以前、全国トップの高校生と練習で話しましたが、あいさつ、返事、態度がしっかりしていました。気持ちいい態度でした。

強いからできる(あいさつ、返事、態度など)ではなく、出来る(々)から強い、と僕は思います。
バドミントンが本気で強くなりたい子は、「あいさつ、返事、態度など」からしっかり出来ます。頑張ってみましょう。

9月から体制が変わり、僕はよくなっていくと自信はあります。
子どもたち以上に、サポート、コーチ陣にも期待しています。
僕が信頼できるスタッフにしてみました。
僕は信じています。期待に応えてくれるか、裏切るかは、僕の問題ではありません。が、僕は信頼しています。
と同時に、プレーヤーとしても強くなると思います。

僕の指導についてくるだけ。から、僕の指導を自分で考えて、自分のものにして、さらに後輩に伝え、後輩に出来るようにさせる。
自分がなぜ出来ているのか?が見つけられます。
と同時に、出来ていないことを、考えて、自分で練習出来るようになります。
僕の狙いはココです。
頭打ちの選手は、人に教えることで、自分のバドミントンを見直すことができます。バドミントンに対することにも向かい合えます「あいさつ、返事、態度など」です。

正直、高校生、大学生ままだまだです。まだまだ強くなります。しかし、どこかで壁に当たる時期があります。僕は彼らの今は、半年後の30%~50%だと思っています。
それくらい可能性を感じています。
が最近、伸び悩みでした。

僕の彼らに求める自己評価は、現在3~4割です。
このレベルで満足されたら困ります。
教えられるうちに、8割くらいに上げておきたいんです。
そうすると、手が離れても、十分やっていけます。
伸びしろをちゃんと残して、次に渡せます。

だから、今の倍、プレーヤーとして、育てていきたいと思います。
それが彼らのためにもなる、ジュニアの子たちのためにもなります。

信頼している子が、期待に応えてくれるかどうか、楽しみです。

田中信雄