ジュニアからバドミントンをしている子の強さは、スピードの変化だと思います。ジュニア→中学生→高校生と時間をかけてスピード変化に合わせて成長します。高校生から始めると、いきなり高校生の速いスピードからです。ここについていけない場合があります。
もう一つは、フットワークです。
例えば、しょうまくんに、フットワークを1年ゆっくり練習させても、練習します。
高校生ならどうでしょう。
高校生から始めた子は、とにかくシャトルを打ちたい。1年もフットワークだけに時間を費やせません。
高校生で上手くなりたかったら、基礎打ちでフットワークの練習をする。これが一番効率がいいと思います。
もちろんフットワークは練習させます。
しかし、基礎打ちで、試合をイメージした練習が出来ない子は、ノックやパターン練習をさせても、出来ていません。
そして、練習前行動、練習、練習後行動が遅い子、出来ていない子も、上手くなれません。
必ず限界を来ます。それはその子自身の問題です。
試合で勝つためには、エンドを最初に取る必要があります。
先にエンドに入っていれば、結構取れたりします。
マイルールは、自分で勝手に練習する分には良いと思います。
全体練習では、迷惑でしかありません。
マイルールで、1位になっているのならまだしも、1位になっていないマイルールは続けて意味ある?と思います。
集合で一番早い子は、やっぱり上手くなります。試合に出ても困りません。
バドミントンは、コートに中だけで頑張るものではありません。
試合などは、コートに入る以外で勝ち負けが決まる部分もあります。
もしも自分がロースターターだとしたら、コートに外のスピードを上げてみましょう。
勝てない試合が勝てるようになるかもしれません。
田中信雄