田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

想い・・・

想い・・・

バドミントンと書道はいつも生きる糧になってくれます。
どちらも今は自分のためにはしていませんが、
喜ぶ笑顔と出逢えるこの2つは、僕にとって宝物です。

どちらも寝ずに取り組んだ日々があり、
本気になればなるほど、悩み、苦しみ、辞めて時期もありました。

他者評価から自己評価に・・・

他者評価を気にしたり、賞にこだわると、楽しいはなくなります。
勝をとるためのバドミントン指導、賞をとるための書道、
この時期は、正直全然楽しくなかったです。

試合に出さない時期、作品展に出展しなくなった時期、
それは楽しいだけしかありませんでした。

バドミントンはいつもが大会・・・

僕の試合は、教えている時です。教えている子が、出来た、分かった、強くなった、楽しい、笑顔、があると僕は勝ちなんです。

書道も同じ・・・

作品展に出し、良く知らない先生の評価で順位が決まります。
しかし、評価っていうか、僕の書、僕の言葉を必要としてくれている人がいるんです。それは、作品展の数人の先生方ではなく、もっと多くの方たちです。
作品展での評価はもちろんすごいと思います。しかし、作品展での評価で、多くの人の心は動かない。
ただ純粋に見てもらった言葉の方が、人の心は素直に動きます。

楽な道は賞をとって評価されることです。
あえてそこを選ばない、それもありなんじゃないかなって思うんです。

試合で勝つためには、切り捨てる子が出てきます。
勝てる子を試合に出します。
勝てそうな子により多く指導します。

僕は勝てる子も大事ですが、勝てない子を勝てるようにする方が好きなんです。
「なんであの子があの順位なの?」というビックサプライズが好きなんです。
強い子を強くするのって、たくさんやり方があるんです。
だけど下手な子は、たくさんやり方がないんです。

シャトルを打てる子は、いろいろなショットを教えられます。
シャトルを打てない子は、シャトルを打つことは全てです。
だけど、出来るようのなった瞬間、打てるようになった週間、
これと出逢えるのは、僕の特権です。
特別な瞬間、その瞬間に出逢えるのは、僕の特権です。

ここに出逢えてこそ、指導者だと思います。

田中信雄