僕の恩師の書の師匠は、妥協しない先生でした。
「基礎が出来ない内は応用(自分・個性)はなくてもいい」という人でした。5歳から墨と遊んで、35年。半分は基礎に費やしました。
今の字は独学ですが、ブレないのは、基礎の部分で自信が持てたからだと思います。
その経験から、バドミントンも基礎を大事にしてしまいます。
指導者の多くは、一番早いレールを用意してくれるんだと思います。それに疑問を持つことはいいと思います。
ただ経験上、基礎がないとやっぱり勝たないんだと思います。
スポーツって感覚とか、フィーリングとか、あると思います。
プレーはみんな違います。だけど本物は、やっぱり完璧な基礎の上に応用があります。
基礎の最上級のプレーが本物になる近道みたいです・・・
これを実感したのは、本物になれたからだと思います。我慢して基礎をし、その結果、自分の書きたい字を書ける。基礎を頑張ったから、狙ったところにシャトルが打てる。
3/10のスーパーショットよりも、10/10の正確なショット。
これはあくまも勝つための方法ですが、基礎で土台をしっかりしている選手が、賞状を手に出来ます。
バドミントンをする人へ・・・
基礎練はしませんか?
練習中・試合前で必ずすると思います。
基礎大事です。
田中信雄