なんだっていいんですが、「大好きの事・・・」を作ろう。
人間、誰だって、大好きなことには一生懸命です。
「出来るから好き。」もありますが、「出来なくても好き。」なこともあります。
「大好き・・・」に理由なんて付けなくてもいいんです。
自分にとって、それが生きる糧、生きがい、笑顔の素になっていたらいいんです。
ただ、選手コースとそれは違います。
選手コースは、自分の能力をどれだけ開花させるかが必要になります。
試合でどれだけ結果を残すかを求めます。
そこには「大好き」だけではない、それ以上のものがあります。
簡単に言うと、勝ちたいというプライド、勝って当たり前というプライド、人とは違う才能、悩み、苦しみ、上手く行かない練習があり、それでも試合で勝つという安心感、ご褒美、喜びの一瞬のために、頑張ります。
勝つ選手に練習での充実感はありません。
練習で安心できることもありません。
何故なら、ここまででいいという練習がないからです。
安心は、試合で勝つことしかないからです。
それも含めて「大好きなこと」を探してみましょう。
選手でもいいですし、そうじゃなくてもいいです。
その環境作りができるスポーツ環境はこれからもっと必要です。
機械社会に負けない、人が心を大事に出来る世界、
メンタルは心です。心作りのスポーツが出来てこそ、スポーツは楽しめます。
スポーツは遊び。最高の遊びを見せるのがプロです。
最高の遊びを行うのがプロです。
そこの心、人間性がなかったら、魅力はありません。
幼児も高校生もプロも同じスポーツです。
その中で誰が一番そのスポーツが大好きだなんて分かりません。
もしかしたら幼児だったりしてね(笑)
田中 信雄