田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

先生紹介・・・1

先生紹介・・・

ジュニア部の先生に長門先生がいます。
僕の教え子でもあります。
まじめで、リーダー力もあり、子どもたちからの人気も抜群。
うちの子、しょうまに「長門先生どんな人?」と聞くと、
「すっごいバドミントンが上手くて、いい先生」と言っていました。

ジュニアの先生って、結構大変です。
子どもって正直だから、その評価は純粋です。
無限に体力のある子どもたちに、妥協しないことも必要です。

大人げない・・・

「大人げない」が子どもたちを成長させます。
「本気」が子どもたちを成長させます。

目線を合わせる・・・

うちの子のように、「先生すごい」と思っている人が、自分の目線で練習を教えてくれると、さらに「すごい」と思います。
一緒にアップをして教えてくれる。とか、一緒に同じ練習をしてくれる。とか、目線を合わせてくれると、「すごい」が「めっちゃすごい」になります。

見本は余裕を見せながら、常に本気で・・・

子どもたちから見た先生は、「上手い・強い・すごい」と思っています。
見本を見せるときは、似ていないようで、しっかり見ています。
そこに「すげー」が入ると、さらに目が釘付けになります。

何回も続くラリー、そして、「バーン」と速いスマッシュ。スーパーショット。

ノックを上げながら、アドバイス、褒めてあげる・・・

結構難しいのがこれ・・・「ノックを上げながら、アドバイス、褒めてあげる・・・」ことです。

①ノックを上げる。
②相手を見る。
③アドバイス
④直す・褒める。
⑤次のノックのポイントを考え、打ちやすいポイントにあげる。
⑥②~⑤繰り返し。

④⑤が出来ると、選手は気持ちよくノックを打つことができます。

これはパターン練習・ラリー練習でも同じです。
ノックは辛いもの➡ノックは自分が強くなるため。
に変わるまでが大変です。

試合で勝てるレベルになると、選手は、すべての練習を「自分が強くなるため」と意識を持って、練習します。
練習で妥協することが大幅に減ります。

しかし、ジュニアのまだまだ試合にならない子は、まず練習が楽しいと思わせてあげることも大切です。
初心者には必要なことです。

チーム作り・・・

いいチームを作るためには、動ける先生が必ず必要です。
その先生を目標に、子どもたちは強くなります。
憧れでもあり、目標でもあり、ライバルでもあり、お兄さん、お姉さんでもある。そんな素敵な存在の人が先生としているクラブは、必ず強くなります。

監督は、一歩離れて全体を見る。コーチは個々の成長と直結出来る。
監督が何人もいると、チームはまとまりません。
しかし、コーチは何人かいる方がチーム作りができます。

経験・・・

20年の指導の中で、監督経験もコーチ経験もあるからこそ、分かります。逆に言うと、チームでは監督、その他、総合チームではコーチ、という役割経験があるからこそ、どっちでもできます。

まとめ・・・

若い・動ける先生を育てることは、チーム監督として、次世代のチーム作りには欠かせないことです。

生徒(現役)➡コーチ(先生・現役)➡監督(自分のチームの監督・他のチームの監督)➡ライバルになったら、もっとバドミントンは強くなります。

この先、チームが強くなるためには、長門先生の存在はとてもありがたいものです。限定4年ですが。
うちの先生でいる内に結果を残すのが、僕の長門先生への恩返しだと思っています。

経験は自分のものになる。
それはバドミントンに関わらず、他の事でも役に立つ。

僕の目標は、長門先生を、出来るだけ高い位置のベンチコーチに座らせることです。
夢は大きく、目標は高く、目的は一歩一歩確実に。

どんなことでも同じです。

田中 信雄