田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

ワクワク

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントン・・・

20年前から僕が心に置いている言葉です。

バドミントンを通じて、バドミントンの楽しさ、試合で勝つ難しさ、面白さなど、いろいろ体験してきました。全国大会で勝たせるために毎日必死で教えた日々、バドミントンの楽しさを笑顔で返してくれる週1・月1クラブ。

どんなバドミントンが正しいのかは分かりませんが、「試合で勝つからいい」ではなく、「バドミントンが大好き」って思ってくれる子がいいのだと思います。

うちの子は、時々しかシャトルがラケットに当たりません。だけど、「パパ、しょうまね、バドミントン大好きだよ」と言います。
「練習ない時でもバドミントンしたい。もっと打てるようになりたい」と言います。

始めた頃は、叱ってばかりでした。親の欲です。それを辞めて、他の指導者やお兄さん、お姉さんに任せてみると、そんな言葉が返ってくるようになりました。

これも僕の勉強です。

試合で勝たせるためには、僕の指導に合わせて、毎日に近いくらい練習すれば強くなります。そんなことは分かっています。今は無理強いは辞めています。
試合に出てみて、負けて悔しくて、練習したい。
試合に出てみて、勝って嬉しくて、練習したい。
その気持ちを子どもが実感してから、本気モードになっても遅くないと思います。

この前、うちの子と高校生、2年生の子とコーチが組んで、ダブルスをしました。子ども2人は初めてのダブルスに、やりたい放題。
高校生とコーチに「この2人が5年後バンバン打っていたら面白いだろう・・・」というと「面白い・・・」笑っていました。

2人ともバドミントンが大好きです。
僕は、この2人、5年後、バンバン打っていると思います。

好きこそものの上手なれ

好きで続けてくれていたら、出来ちゃうんです。
子どもも大人も、人はどこで、どんなきっかけで化けるか分かりません。
だから、僕は諦めない。
どんな子にだって期待します。

期待して、ワクワクしながら教えた方が楽しいです。
眉間にしわを寄せて教えても、ワクワクしながら教えても、結果ってそんなに変わりません。
今までの経験で分かっています。

今年も、ジュニアっ子たちがワクワクさせてくれると期待しています。

田中 信雄