△△△☆ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ☆△△△
①☆からスタートし合う。
②筒を倒さずにクロスして走る。
③ぶつかる前に止まる。
④じゃんけん
⑤勝ったら進む、負けたら次の人。
③は両手タッチで「ドーン」→じゃんけん
③は両手人差し指で「チョン」→じゃんけん
②は筒ジャンプ
②は筒をまわる
②は筒をまわってジャンプ
②後ろ向きなど
筒を倒したり、ルールを守らないと即負け。
日本体育協会の講習会は、とても為になります。
それをアレンジすれば、いろいろなトレーニングを楽しく練習に取り入れられます。
アレンジ次第で、幼児から大人まで、幅広い世代での練習になります。
競技スポーツの練習だから、そのスポーツだけをする。という子ども、保護者のクラブは、結果、選手としてなかなか芽が出ていないことを、20年間の指導の中で体験しています。
その逆に、身体バランスの強化、体感強化、運動能力の強化だと理解してついて来てくれた子ども、保護者のクラブでは、全小、全中、インターハイ、インカレなどに出場してくれています。
バドミントンを強くするために、バドミントンだけするのでは、偏った身体になってしまいます。これは結果的にケガが多くなったり、運動能力の向上にはつながりません。
僕は、バドミントンの試合は、3つ、4つの事を同時にやっていると思います。
どこに打つか
どこに打たれるか
相手の位置
相手の考え
1本打つ中で、いろいろなこと、条件があって、試合になっています。
昔からやっている練習では、
例えば、クリアーしながら、
99をするとか、しりとりするたか、古今東西するとか、声も出すし、考えるし、正確なショットを打たなくてはならないし、そんな練習を、正確にこなしていける子は、試合でも勝っていけます。
横コート間で、打ち合い、考える時間は、シャトルリフティングなど。
ソフトボール、サッカー、バレーボール指導経験もあるので、色々なスポーツの指導方法をバドミントンの練習に持っていくと、利き腕ばかりが発達するバランスの悪い体から、バランスの良い体になります。
選手はケガをしたら、練習が減ります。時に選手生命をも奪われてしまいます。それが、小学生の子もあります。
燃え尽き症候群ではなく、ケガによって、やりたくてもできなくなってしまいます。
指導者の存在責任は、ただ選手を勝たせることではありません。長く選手を続けさせて、勝たせることです。
勝ちだけを求めるのなら、練習を毎日させた、泣くまで、泣いても、練習させれば、勝つ可能性は高くなります。
しかし、高校生で結果がないと、小、中、結果を残していても、上へはいけません。高校で結果を残すことが絶対です。
その為に、小、中は、たくさん強い人と試合をしていけばいいんです。
小、中、で日本一を目指すこともすごいことですが、高校で結果を出すプロセスの一つでしかありません。
小学生では、全国16くらいを目指して頑張ればいいんです。
中学校では、全国8くらいを目指して頑張ればいいんです。
そして高校で全国一位を目指して頑張ればいいんです。
オリンピックを目指すのであればですがね。
当然、すべて一位で行くのが一番です。
しかし、選択肢は色々あります。
結果さえ到達できれば、過程はまあねって感じです。
こんな子はひと握りです。
60歳ななっても、70歳になっても、バドミントンを楽しくプレーできる素敵な人もたくさんいます。
スポーツは楽しいもの
スポーツは生きがい
スポーツは健康の秘訣
ここが一番大切だと思います
田中 信雄