田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

よく走ります・・・

2回目のバドミントン教室・・・

17:00 あいさつ・ストレッチ
17:10 鬼ごっこ
17:25 ウォーミングアップ
17:35 ラケット・シャトル遊び
17:45 手投げノック(ヘアピン・プッシュ・ドライブ・半面ドライブ)
18:10 A・ドロップ・プッシュ、B・ノック
18:30 試合練習
18:45 ストレッチ・モップがけ・あいさつ

参加者

4年生 女子(キャプテン)
3年生男子(副キャプテン)
3年千男子体験
2年生男子
1年生男子
年長男子

キャプテン・副キャプテンが率先して、頑張ってくれるので、嬉しいです。
練習初めは、みんな元気が有り余っているもで、たくさん走り回りますが、疲れてくると、言うことを聞きます。

初めの30分はとにかく遊ばせます。遊んでいると思わせます。
だけど、きっちり疲れるまで走らせます。
僕が同じように混ざったら、持って5分です。
練習として、中高生にさせたら、15分で疲れると思います。

どうであれ、30分走れる身体つくりが大切です。
試合に置き換えると、10分・10分・10分の1試合分です。

クラス分け・・・

初めは出来る子と出来ない子を混ぜて、出来る子に教えさせます。見せさせます。
その後、クラス分けで、出来る子は、練習内容を上げ、出来ていない子は、出来るまで練習させます。

監督・コーチが直接教えるのと、上級生が下級生を教えるのとでは、見えるポイントが違います。
子ども目線だから、正確に伝えられるポイントがあります。

出来る子は、指導者目線で伝えても、伝わることが多くあります。
出来ていない子は、おまじ子ども同士の方が、伝わることが多くあります。

そして、最大の目的は、上級生が伝えること、教えることで、さらに上手くなることです。

チーム作りは、リーダー作りです。リーダーがしっかりしているチームは、強くなります。いいチームになります。
引っ張れる子がいると、チームはまとまります。
これを1年で出来たら、1年後からいいチーム作りができます。

初めのあいさつは、キャプテン。最後のあいさつは、一番下の子、これが僕の理想です。
一番下の子を動かすのは、上級生たちです。ということは、上級生が周りを見て、まとめて、声をかけて、動かせてくれないと、スピードある終わり方ができません。
一番下の子がちゃんとできるために、上級生の力量が必要になります。

モップがけ・・・

理想は、「みんながする」です。しかし、上級生に任せます。すると、みんなでモップがけをします。キャプテンが、ちり取り役をしてくれるので、指示してくれます。
副キャプテン中心に動いてくれます。

学校でしているので、小学生はできます。
そこに保護者の助けはなくてもできるんです。

練習は自分たちの練習です。
時間を上げれば、ちゃんとできます。

さすが男子・・・

あいさつが、「最後に走ってもいいよ」というと、コート3面分、壁タッチ。
どれだけ走るんだ・・・ってくらい、よく走ります。

10歳プロジェクト・・・

経験上・・・

女子は5・6年生。男子は6年生・中学生。第一段階での評価はここです。ジュニアでは、もちろん低学年からトップの子もいます。しかし、伸び悩む子もいます。10歳までは、楽しく、自己意識で頑張らせたいと思います。
簡単に言うと、「勝ちたい」と言い始めたら「勝たせる練習」をすればいいと思います。

10歳までは、本人以外が「勝たせたい」と思うよりは、「楽しませる」の方がいいと思います。
もちろん最終的な目的は「勝たせる」になると思います。
ここで、「勝ちに行って勝たせる」のか「楽しくやらせて勝っている」のかでは、長い選手人生で違うと思います。

理想は・・・

「最大に楽しく、最大に大好き、最大に笑顔、最大に上手く、最大に強い」そんな選手だと思います。

それはまだ先のお話です。

今は、バドミントンが大好き…を作るための体つくり、心作りが一番です。

田中 信雄