田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

自己ベストまで大分あるよ・・・

コーチングミス・・・

生徒よりも自分を過大評価していました。
高校生は部活で新チームになりました。
そこで、部活の話を聞きました。
詳しいことは言えませんが、キャプテンとして、副キャプテンとして、先輩として、クラブに来ている子たちは、頑張っているのだと感じました。
話は違いますが、その中で、僕が気が付いたことがありました。

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今回、高校生の指導をし始めて、本当に勉強になるな・・・と、いつも感じています。
それは、今までの指導者人生、指導者経験の中で、目を向けていなかったこと、疑問や問いかけに、反省する面が多くあるからです。

例えば、今までの指導なら、1㎞を3分で走ることを課題にします。すると、それを目的として、1㎞3分を切るために練習します。
可能な範囲で課題をそれぞれに出すので、無理ではないと思います。

しかし、現在は、1㎞、3分はあくまでも目標であるととらえます。
チームで1番は目的として頑張っているようですが、僕の課題はクリアーできていません。

バドミントンの練習でも、同じことが言えます。
結果的に僕が生徒のことを、過大評価していることになるのですが、
フットワーク、ラケットワーク、ステップワーク、ストローク、基礎打ち、パターン練習、ノック、ゲームなど、このくらいはできるようになっている。
と自負しているラインがあります。

そのラインを1日1日の練習で向上していけば、生徒たちに普段言っている目的は簡単にクリアーされます。しかし、そう上手く行かないのが、本当に楽しく、やりがいがあり、僕の負けず嫌いとやる気の心をくすぶります。

簡単に言うと、生徒たちは、現在の実力を自己ベスト(100%)だと思っています。
実際、僕の見立てでは、現在30%です。あと70%強くなりますし、上手くなります。
(僕は課題評価はしていないと思いますが、生徒たちは過大評価しすぎだ、そんな実力はない、そんなに強くも上手くもなれません・・・と思っているかもしれません。)

正直、意識の持ちようだと思います。
側に居て、見ていたり、直すと指示したことはできます。そうでないと、出来ない部分があります。本来は、見ていようが、いなかろうが、出来てもらいたいです。
そうすると、部活での練習が生きてきます。
次の練習までに、教わったことをマスターして、次のことを教わろうと思って、練習してくれたら、残り70%は、もしかしたら、残り200%かもしれません。

ここがポイント・・・

自己ベストはもっと先にあります。
今の実力は、通過点であり、本来持っている実力の30%です。
残り70%あります。もしかしたら、残り100%、150%、200%かもしれません。
自分の可能性を信じてみてはどうでしょう。
意識を変えて、練習してみてはどうでしょう。

今が自己ベスト・・・そんなはずはないよ。

田中 信雄