昨日は火曜日と同じ練習+αをしました。
ストレッチ
フットワーク
基礎打ち後
火曜日と同じ練習。
プラスα。
僕としては、火曜日出来た所からスタート。
生徒は、少しマイナスからスタート。
ここに開きがあります。
強くなる子の特徴は、前回出来たことスタートの今回の練習分+です。
強くなれない子は、マイナススタート、今回と前回同じ、もしくは少し+。ひどい子は、マイナスです。
高校生の場合、技術よりも気持ちたと思います。
一つ一つを思い返して、練習すると、すぐにプラスになります。
昨日の練習もそうでした。
出来る。出来ている。が分からないから、どうしていいのかわからない。
打ったシャトルありきのバドミントンをするから、
ラケットワーク・ステップワーク・フットワーク・ストロークを忘れてしまう。
側について、崩れなくなるまで指導する。
これが大切です。
シャトルを打つとは・・・どういうことでしょう。
初心者はまずは、相手コートに返すことです。
しかし、教えている子は、初心者ではありません。
試合に出ているし、「勝つ」を目的としています。
教えていて、これはできる。これはできない。と分けていきます。
生徒は、僕の判断よりも、自分たちをかなり下に見ています。
ここがポイント・・・
自分のことは、必ず過大評価する。
その上で、責任をもって、コーチの判断よりも現在の実力をあげる。
「ここまでできる」を現実と合わせる。
自己過大評価は必要だと思います。
周囲の評価と実力が同じ、もしくは高ければいいのです。
教え始めて半年、生徒はまだ半年だと思っている節があります。
僕はもう半年だと思っています。
「できる」が「自信」につながっていない部分があります。
出来ることはできる。出来ないことは、出来るようになる。
僕の練習の特徴は、1回の練習を3~5段階に分けます。
①1または、1・2は、今の実力では簡単に出来ることです。
②2または、3.4は、今の実力です。
③3または、5は、難しいが、次の練習の3,4に変わります。
本当は、1もしくは、1・2になってくれたら嬉しいです。
正直、前回2時間かかった練習が、30分で出来たら、後の1時間30分はプラスαの練習ができます。
出来る練習は時間を短くしていく。しかし、レベルが上がっているので、中身のある練習になる。
そうすると、1ヵ月、3か月、半年、9か月、1年で、飛躍的に向上します。
出来るはずの練習に時間をかけていると、飛躍しません。
ここがポイント・・・
バドミントンをやっている君、手を胸に当てて、目を閉じて考えてごらん。
1、意識を高くして練習していますか
2、出来ていることに、どのくらい時間をかけて、練習時間を無駄にしていますか
3、そもそも、自分の実力を知っていますか
基礎打ちでミスを続け過ぎていませんか。手投げノックやノック、パターン練習で、ステップワーク・ラケットワーク・フットワーク・ストローク・ショットは、正確にしていますか。
もっと自信を持ちましょう。
もっと練習時間を大切にしましょう。
中学生は実質2年半しかありません。高校生は実質2年しかありません。
バドミントン人生は一生続けることはできます。
しかしです。
中学生は約1日/900日。
高校生は約1日/700日。
1日の練習を、大切にしたくなってきませんか
1日の練習を、いいものにしたいと思ってきませんか
部活やクラブは、自分だけではありません。
だからこそ、チーム全体が一つになって、
1日の練習が良い練習時間、充実した練習になったら、
いいなと僕は思います。
田中 信雄