田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

バドミントンの道しるべ

勝つ方法・・・

上手さは練習すれば身に付きます。
ミスをしないように、まとまることはできます。
しかし、強さは「心の強さ、思いっきり」が必要です。

僕がサイドコーチに入っていて、上手い子は怖くありません。
基本通り、セオリー通り、綺麗なバドミントンだけをしてくれる相手は、
攻略できます。その試合で攻略できなくても、数か月後には勝たせられます。

しかし、強い子は違います。的が絞りにくいのと、伸び率が決まっていないので、仮にその試合勝てても、次にどのくらい成長しているのか想像がつきません。

強い子は、決め球を常に狙っています。
相手にミスさせるショットを狙っています。
上手い子は、相手のミスを狙っています。

僕の好みのバドミントンは当然、強いバドミントンです。
当然、試合中のミスもあります。
しかし、そのミスが、決まるよりも相手に与えるダメージが大きいとしたら、
ミスショットがミスではなかったとしたら、どうでしょうか。

21点取るための大切なミスだとしたら、試合に勝つための大切な1本だとしたら、そのミスは、最高の1本なのかもしれません。

1、トップスピードへの変化
2、早いタッチ・速いタッチ
3、誰にも負けない自信のあるショットを持っている
4、サービスは絶対にミスしない
5、弱さを顔にも態度にも出さない
6、アイコンタクト、言葉一つでプレーを変えられる

強い選手はこんなプレーをしているのだと思います。
全国で勝つ子は、こんなプレーをしています。

これにプラスして、当然同じミスを継続しない。
相手よりもミスをしない。
相手よりも、体を動かしている。
相手よりも、勝ちたい気持ちが強い。

ここがポイント・・・

スポーツは負けて学ぶことよりも、勝って学ぶことのほうが、
100倍多くあります。

負けるのは、結構簡単です。しかし勝つことは、結構大変です。
だからこそ、勝って学ぶことのほうが大きいのです。

上手さよりの強さ。
キラリと光る魅力は強さです。
周囲が見ていて楽しいバドミントンを指導しましょう。
小学校や中学校でピークの選手ではなく、高校以上でしっかり伸びしろが残っているチャンピオンを育てましょう。

本当に認められる指導者は、一番初めに、本気でバドミントンの楽しさを教えてくれた人です。
バドミントンの道しるべを作ってくれた人です。

それが小学生・中学生・高校生・大学生・一般、いつかは分かりませんが、
バドミントンの道しるべを作ってくれた人に感謝し、恩返ししましょう。

田中 信雄