田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

下手な自分にバイバイ

基礎打ち・・・

①ドロップ&ロビング
②ドロップ&ドリブンロビング
③ドライブ
④ドライブ&プッシュ
⑤プッシュ&ネットリターン
⑥プッシュ&ドライブネットリターン
⑦ヘアピン(高さは、肩・腰・膝・膝下・肩)
⑧ハイクリアー
⑨ドリブンクリアー
⑩スマッシュ&ハイリターン
⑪スマッシュ&ドリブンリターン
⑫スマッシュ&ハーフリターン
⑬スマッシュ&ネットリターン
⑭スマッシュ&ドライブリターン
⑮スマッシュ&プッシュリターン

1パターン・・・

各3分~5分

2パターン・・・コート・時間に余裕があるときには、各、自分が満足出来るまで。

各10球~40分

3パターン・・・コート・時間に余裕があるときには、各、30回出来るまで。
①~⑦まで、⑧⑨は100回目安、⑩~⑮は自分が満足出来るまで。

基礎打ちは試合と同じです。
基礎打ちでミスをする子は、試合でもミスをします。
逆に、試合でミスしない子は、基礎打ちでもミスをしません。

正確なショット
置きに行くショット
つなぐショット
決めるショット
しのぐショット
決まるショット

打点への入り方は一番いい形と1歩遅れる形、試合を想定して、どちらも練習しましょう。

試合=基礎打ち=試合=ノック=試合=パターン練習=試合

練習の先には試合があります。
試合での目標はみん間違うかもしれません。
そもそも試合に出られるかも分かりません。

ジュニアの間は、自分が選んで試合に出ることができます。
しかし、中学・高校生はまず部内で勝たなくては、地区大会には出られません。

試合を想定した基礎打ち・その他の練習ができない子は、2時間の練習で、実際に身になる練習になっている時間は、15分くらいのものです。
試合を想定した基礎打ち。その他の練習ができる子は、2時間の練習で、実際に身になる練習になっている時間は、120分です。

意識の違いと、実力の違いは、1回の練習内容で、8倍くらいの差ができます。

実際、連続30回のドロップ&ドロップは、ミスをしなければ、5分もかかりません。しかし、ミスすると2時間でも足りません。
週1回の練習なら1年でも足りないかも知れません。

実際、僕はクリアーに2年かかったのですから(笑)

毎日ある部活なら、なおさら差ができると思います。

下手な時に一番欲しいのは、教えてくれる人、投げてくれる人、ノックしてくれる人、一緒に打ってくれる人です。

下手同士で打っても、ミスばかりで上手くはなりません。
上手い人と打たないと、上手くはなりません。

基礎って本当に時間がかかります。
基礎って本当に大事です。
そのベースを作らないと、大きな山にも、大きな氷山にもなりません。

ここがポイント・・・

砂場でつくる山も山です。
富士山も山です。
どちらも同じ地面の上にあります。

小さな氷山も浮いています。
大きな氷山も浮いています。
どちらも同じ海にあります。

僕らの可能性は、同じ条件なら、同じようにあります。
同じにならないのは、条件だけの問題ではないのかもしれません。

田中 信雄