試合に出て弱気になる選手がいます。相手を見て、実際に試合して、試合中、弱気になることがある。
しかし、これを見せない選手がいます。
こんな選手は、練習で弱気を捨てています。と簡単に言いましたが、これがどれだけ大変かは、スポーツをやっていない人にでも想像がつくと思います。
僕もいろいろなスポーツを体験してきました。仕事の関係で、プロの選手や実業団選手などの方とも、その競技を体験させていただきました。その実感と体験は、僕の感覚のレベルアップにつながり、指導に
生きています。
例えばバドミントン
ヘアピンがネット3㎝から5㎝上がったらプッシュを打つように指導します。
クロスドロップから相手がネット下でリターンしたときは、プッシュを打たせます。
それができる方法も教えます。
小学2年生で選手コースには(全国を目指している子で、ラケットを上げてラケット面が半分くらい超えている子)
それを当たり前だと初めから教えます。
スマッシュもプッシュもできるからです。
その精度は当然高くはありませんが、「ここまでを○○ヶ月で出来るようにしよう」と目標を立て、この試合でやってみようと、目的」を指導します。
すると、出来てくるものです。
目標・目的を立てる
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一つ一つ丁寧に教える
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競技選手にはメンテナンスしつつも妥協はしまい
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どんなにできてきても基礎を1からしてから応用練習する
(基礎の時間は、制度が上がれば、徐々に短くなる)
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試合でやってみる
をすべてのショットで繰り返す。弱気が消え、自信になるまでとにかく繰り返し練習すれば、試合で弱気はなくなります。
田中 信雄