田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

バドミントン・・・感謝から恩へ

感謝から恩へ

僕はずっと指導するとき、
親に感謝しましょう。
道具に感謝しましょう。
先生に感謝しましょう。
友達や仲間に感謝しましょう。
感謝しましょう。
と言ってきました。

しかし、僕自身、結果を求めて、賞をとったり、成長しなければならない本質は、感謝ではなく、でした。

僕は、いろいろな人に恩があります。
その恩を返したい一心で、物事に対して、結果を出さなくてはなりませんでした。

恩返しです。

高校時代、クラブは書道部。恩師から道具は好きなだけ自由に使ってもいい。とにかく書きなさい。と言われ、一日300枚も400枚も500枚も書いていました。
その恩は一生かかっても返せませんが、商品として販売できるまでになりました。今に生きています。

中学時代から始めたバドミントン。ここにもバドミントンを始めさせてくれた恩師がいます。
選手にもなれず、何一つ結果は残せていませんが、指導者としてはありがたいことに、全国選手の指導、全小優勝選手の指導、教え子には国体選手や実業団選手などもいます。

自然環境、スポーツ、教育、経営者など、日本でもトップクラスの人との出逢い、その恩師がいるからこそ、今の僕がいて、その恩は、その人に返せるものもあれば、僕の教え子に返すものもあります。

恩師
↓↑
教え子

色々な選手の指導をする中で、同じことを感じます。
「コーチが一生懸命教えてくれるから、賞状プレゼントするね」と言ってくれる子は、全国大会に出てくれたり、県でも結果を残してくれます。

恩返しと言ってくれます。

そうでない子は、そうはなりません。

僕が恩返しをしたくて成長したように、恩返しできる選手を育成していくことも大切です。

僕も恩返ししたいと思われる人間性人間力、魅力がつくように、頑張りたいと思います。

田中 信雄